- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062760584
感想・レビュー・書評
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三銃士をベースにした創作。悪役美女のミラディ視点がユニーク。首飾りではなくブローチにした理由は…?
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映画「三銃士」を見たので、読みたくなった。
原作読んでないけど藤本さんのフランス舞台の小説はどれも読みやすく面白いので、こちらを選択。
案の定、さくさく読めました!
首飾りのくだりが原作に基づいてたのは驚きでした!
ただ、三銃士の話というよりは、完全にミラディが主役のような・・・ -
原作は読んだことなくて、アニメも中途半端にしか見てなくて、ほぼこれが初三銃士。
西洋史専門の藤本さんらしい描写が雰囲気出してます。読みやすいけど、時代背景を勉強してから読んだ方が楽しめるかも。 -
三銃士ものが大好きで、その名のつくものならば片っ端から見ています。
ミレディの視点で描かれているので新鮮で面白かったです。
勢いのある猪突猛進なダルタニャンがかわいい。 -
数年ぶりに買ったひとみちゃん本。なんてったってひとみちゃんだから、ダルタニャンも賢く美しい青年として書かれているのかと思ったのだが全然ちがってた。いや、いいんだけど。ミラディは往年の藤本ひとみ及び王領寺静作品ヒロインを彷彿とさせるねー。任務のためには惜しげもなく何でもこなす彼女の潔ぎよさは読んでいてとても気持ちが良かった。<br>私が現在のように美少年美青年好きになってしまったのは間違いなくひとみちゃんのコバルト作品の影響。あれから20年だよ、どうしてくれんの…orz あの頃のような熱を持ってこの物語を楽しめたかというと、正直それは否。本人がどう思っていようとも藤本ひとみの真骨頂はやはりコバルトだと思う。諸々の作品を完結させてくれるまでそう言い続けるよ、私は。
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いやもうおもしろかった!その一言☆
三銃士の話はうろ覚えなんだけど、ダルタニャンとミラディの名前くらいは知ってました。その2人の視点からのお話。
以前にもデュマの話は読了しましたが、翻訳の違いがこうも違うかと思った一冊。読みやすいし、クスッと笑ってしまう場面も☆
王室の乱れた恋愛、貴族に嫉妬しながらもなんかのし上がろうとする取り巻き、すぐに決闘する銃士、何もかもおもしろかった‼︎
続編も読むぞー♬ -
シンプルすぎてむしろ言うことがない。
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10年01月。
三銃士というより、女の戦いの印象が強いような…。NHKの人形劇をかじってるので、そのイメージで読み進めてしまう…。
何気においしいのはプランシェだと思います。笑 -
ウェブサイトで掲載されていた『愛しのダルタニャン』を改題・分冊したというこの作品。
(後編は『新・三銃士 青年編―ダルタニャンとミラディ』となります)
ミラディが新たな人物像を獲得し、女の細腕ひとつで生き抜く姿が描きだされています。
作品全体を通じて「軽い」という声もあるそうですが、まぁ、『本家』だってこの2冊に該当する部分は軽いのですし(笑)
読み易くてよいのではないでしょうか。
最後がハッピーエンドなのも好感がもてます。
それにしても……
『ダルタニャン』ではなく『ダルタニアン』
『ミラディ』ではなく『ミレディ』
とつい読んで(言って)しまうあたり、最初の記憶というのは強いものですね -
舞台:フランス