純情ババァになりました。 (講談社文庫)

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レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760690

感想・レビュー・書評

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  • いつまでもコケティッシュな雰囲気を失わない女性加賀まりこ。この間TVで見ましたが雑駁で豪快な性格が垣間見えてとても気持ちがよかったです。おせっかい焼で気が短くて、決めたら最短ルートで突進し、しかも情に溢れていて、情熱的な女性であることがこの本にとてもよく表れています。登場人物が世界レベルでも大物多数なので普通の人が書いていたら誇大妄想かと思いますが、昔は芸能の世界ももっと狭くて各界が面白いことを探してめを皿のようにしていたのでしょうから、次から次へと人脈が増えていったのでしょうね。とってもブルジョアな話ではあるので一般の感覚とは乖離していますがまあスターですからね。

  • ちょっと怖そうな女優さん、というイメージを何故か持っていた
    加賀まりこさん。

    憧れの女性であった安井かずみさんの
    親友でいらして、ということはずっと知っていましたが、
    TVドラマのお役の印象が強くて、あまり良く知らないまま。
    だから、安井さんについての本を久々に読んで、その後
    この本を手にしました。

    表紙のまりこさんの表情、惹かれて。無垢な野生。
    という印象。別に意地悪でもひねてる感じでもなく。

    純情という言葉が似合う方なんだなってことは
    ご本を拝見したらよく感じ取れました。

    恋のお話をされてたり、お友達とのお話をされてたり。
    でも、それはよくある暴露話ではなくって。

    お相手に傷がつかないよう。迷惑がかからないよう。
    ご自分が共に過ごした、加賀さんが責任を取れる範囲
    での期間や内容の、潔い、大切な思い出話。

    ああ、大事にして、してもらったんだな。
    真っ白な気持ちで寄り添ったんだね、と。
    単なる一読者の私にも思える語り口。

    潔癖なほどの純粋さ。でした。

  • 頭ごなしに冷やかされても 赤い心でいる西瓜。
    あくまで芸能人の本ですので。と前置き。

    ただ、ここで描かれている「加賀まりこ」というキャラクターは好きです。

    殻を破れない「学級委員長」体質で生きてきてしまったせいか、「不良」に憧れます。
    (あれ、日本人がヤンキー好きなのってこれか? …閑話休題。)

    以前誰かが、やんちゃについて
    「回り道するより、何事もないにこしたほうがいい」と言っていたのだけど、
    「失敗を恐れずに」飛び込むって、若いときには恐ろしく大事なことだと思う。

    ただし失敗したときの「始末」は「覚悟」しておく。
    「苦言」は素直に聞く。頭はきちんと下げる。

    いいたいことを言う(傷つく人がいても)
    やりたいようにやる(自分が傷ついても)

    刃物を扱うには覚悟が必要。

    これができているから、まりこ姐さんは芸能界で生き残っているのだと思う。
    覚悟があるからこそあの美貌。美貌ゆえの才人からの寵愛。

    これなー、若いとき読んどくといいと思う。

    傷ついても、傷つけられても、やっといたほうがいいことって沢山あるのだ。
    折り返し地点が近づいて思う。なんと選択肢の少なくなったことか。

    まあでも、若いときのまりこさんが近くにいたら、怖くてどーしょーもないと思うけどね。

  • 加賀まりこさんも格好良く好きな女優さん。
    生粋の江戸っ子なのですね。
    神楽坂生まれの彼女は江戸っ子である意識が強く、粋で「とんがって」いることを大切にしている。
    「とんがる」という表現が、今はあまり使われないと思うけれどものすごく頻繁に使っていて印象的でした。
    類は友を呼ぶというとおり、個性豊かな友人のお話も面白かった。
    寺山修二、立木義浩、川端康成、吉行淳之助など羨ましすぎる。

  • 「純情ババァになりました」っていうタイトルはちょっと自虐的かも。だって加賀さんはオイラ的にはババァではない。人は年齢を重ねたからといって性格が丸くなったり人格者になったりしないと思う。そうあるべき、そうなりたいと思う人だけがそうなるだけだ。19歳の加賀さんは『私は、自分のしたいことをしてるだけ。ほんとうに生きるってことは、自分以外にアルジを持たないことじゃない?』と言う。加賀さんはこのスピリットのまま、大人になったんだろう。カッコいいに決まってる。世間体で大人になったのではない、自分としてのあるべき姿に磨きをかけていまに至ったんだと思う。自分で人生を選んでいる!誰のせいにもしない生き方だ。よき先輩や同志に恵まれたのは偶然ではなく、加賀さんが人生をポジティブに、真剣に捉えているからじゃないかな。そんな風な若くて可愛らしい女性がいたら応援せずにはいられないだろう。もちろん不埒なことなんてできるわけがない。

  • (欲しい!)/文庫

  • 四章 人生の風は自分で起こす

    死産のエピソード
    失くしたハイヒール
    の辺りが興味ひかれました

    「わかり合うのが無理でも、分かち合う。もっと励ましあおう」
    のやりとりに感動しました

  • 妖精さんみたい。

  • 加賀まりこというと、自分のなかでは小学生の頃に見た「ジェニーがやって来た」というNHKドラマで、東京都下の武蔵五日市あたりに住んでいる一家の主婦役が原点なので、その後のいろいろな活躍を見ても、世評のとんがってる女優って感じはあまりしないんだけど、この本を読むとほんとカッコいいな。そしてかしこそう。かしこい人がカッコいいことを本気でやってる。だからカッコついているってカンジだし、人生が濃い感じがするね。
    「純情ババァになりました」というタイトルも、原題の「とんがって本気」もいいタイトルだよね。センスあると思う。文章もピリッとしてるし動きが感じられる。もっといろいろ書いてもらいたいな。

  • 加賀まりこ大好き。魅力的な人だと思う。
    気持ちのいい人。
    とっぽいのに不思議と品があって、カッコよくてチャーミングな人。大人の女で、女の子。
    自分にはそう映る。
    『変だと感じることに対し、「それは変です」と声をあげることは大事だと思う。
    そういう時、私は常にチンピラでありたい。』
    それは誰にでも出来る生き方じゃない。
    し、世の中そんな人ばっかだったらチョーめんどくせえw

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