- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062760782
感想・レビュー・書評
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主人公の結花が今は一緒に住んでいないお母さんを家に来させようと音楽をかけながら一生懸命掃除をしたり、気分が沈んでしまったために、入浴剤を入れてお風呂に入ったりしている姿に勇気や元気をもらった。
結花は中学2年生の女の子だけれど、大学生の私が読んでも共感できる部分が多くて、葛藤や不安といったものはまっすぐ伸びようとする木には必ずあるものだと感じた。 2018.7.1詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
寝る直前に読み出したので、ゆっくり読み進めようかな、と思っていたのですが、さくさく読めて、面白かったので、つい眠らず最後まで一気に読んでしまいました。主人公が中学生だったので、ちょっと若いかな? とも思ったけれど、気にせず読めました。なんとなく、色々気になることがあって終わってしまったので、ちょっと物足りない部分もあり、☆5には届かず…。
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読みやすくてさくさく読めました
女の子の友情あり、淡い初恋ありで少女漫画(≒恋愛もの)好きな中学生の女の子にオススメかも
色んなタイプの男の子が出てくるから誰がタイプか話すと楽しそう
私は小川くんが好きでした
この歳で読むとみんなかわいいなーって印象だったけど(笑) -
キュンキュンするー
涙出るー
解説によれば、大人は子どもを意識しないけど、子どもは大人を意識するそうだ。
私は、思考回路がどうも子どもののままらしい。
いい本だなぁ。 -
中学生。こどもとおとなの境目で、まだまだこども。そんな微妙なラインが可愛らしく描かれている。主人公の義理のお兄さんになるかならないか決着がつかないままの松岡くんのともだち小川くんが、バンビみたいな容姿ながら少しおとなびていて、きっといい男になるとおもう。
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明日という日を迎えよう。
あまりに悲しく、きびしい、
すぅすぅとしたペパーミントの風が吹いたとしても。
みずみずしい文章。
さわやかな読了感。 -
少女マンガにありがちな思春期の色恋沙汰や友情
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『ひな菊とペパーミント』(野中柊、2008年、講談社文庫)
中学生のほんのり淡い恋の物語。
離婚した両親を再び近づけたいと願う結花は、「思いもよらないこと」から知り合った男の子にだんだん惹かれていきます。
その過程で、人の幸せを願う純粋な心と、しだいに膨らんでいく恋心を両立させていく少女のたくましさも感じられました。
とてもみずみずしい恋物語ですね。
(2010年1月25日) -
私ってもう年だ