好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2232
レビュー : 299
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760812

感想・レビュー・書評

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  • 蔦屋

  • 今のタイミングで読むべきじゃなかったな。

    まったく何も響かなかった。

    アマゾンのレビューは良いし、某文芸部が選ぶ良書に推してあったけど今の自分にはだめだった。

  • 2009年大学読書人大賞受賞作品。

    好き好き大好き超愛してる love love love you I love you

    まず題名と表紙のインパクト。
    どんな内容かと思ったら今まで読んできた恋愛ものとは全然ちがう。
    これは恋愛小説と言っていいのかもわからないくらい。
    多分あらすじとかきいても、読まなきゃわからない作品だと思う。
    「愛は祈りだ。僕は祈る。」
    こんな始まり。そして恋愛小説にありがちな涙…的なのもないと思う。
    少なくとも私は泣かなかった。

    個人的には他の小説にくらべて行間が広かったことも新鮮だった。
    しばらくたってもう一度読みたい作品。


    2011年1冊目。

  • 祈りの言葉と、並列する世界。

    時間は、全てを解決してくれる。
    いまこの瞬間に立てられた誓いは、いつの日にか必ず破られ、そうして、新しい日がやってくる。
    覆され、裏切られることが分かっていながら、それでもあえて、誓いを立てること。
    そこに、いったいどんな意味があるというのだろうか。

    祈りとは、普通、未来に対する望みのことだ。
    しかし、ある時には、過去に対して祈り、昔にあり得た出来事を望むこともできる。
    それは例えば、言葉を使って物語を書くときだ。

    いつの日か、あったかもしれない物のことを、あの時どこかで、会ったかもしれない人のことを、言葉は雄弁に、かつ、繊細に、描き出すことができる。

    そして、現在という、過ぎた時間の最終地点で、始まる時間の出発地点で、祈りを捧げるというそのことが、あらゆる可能性と、一つを選び取る決断と、世界に対する愛を含んでいる。
    一人一人に分かたれ、散り散りになってしまった、夢と現実に対する愛を。

    「愛は祈りだ。僕は祈る」(P.3)

  • 100からがしんどい。
    全部思ってることを文章にするとまさにこの感情。苦しい。

    柿緒のところが辛い。
    胸にくる。

    小説とはいかに細やかに注意を払うかだ。

    愛とはなんだ。
    またと別れたとこのわたし。
    愛を考えてみる。


    ちゃんと愛せてなかったかなとも
    おもう。

  • 作者の作品は初めてだけど、どう受け取っていいか難しく感じた。
    ”・・・でも愛情と物語は、ひょっとしたら同じなのかもしれない。”
    という一文がなんとなく気に入った。

  • タイトルから「一体どんな小説なんだ!?」と興味本位で読んでみた。ストーリーでは無く、剥き出しの感情がそこにあった。哲学的かつ支離滅裂なのでどう楽しむべきなのか最初は戸惑ったけど、人間の頭の中をそのまま文字に起こすとこんな感じなんだろうなと思った。固定観念は取っ払って読むべき作品

  • SF要素を含んだラブストーリーの変則構成短編集。タイトルはチャラけ過ぎだが、内容は彼女の死と恋愛をスリップストリームとか、マジックリアリズムとか言われる作風でしっかり読ませてくれる。おすすめ。収録作六編はページの区切りなく書かれており、読み進めるうちにザッピング感覚を覚えた。

    収録作:『智依子』、『柿緒I』、『佐々木妙子』、『柿緒II』、『ニオモ』、『柿緒III』

  • タイトルの通り、恋愛小説。
    柿緒の話がよかった。
    本当にそんなに愛し合えるのかって疑ってしまった。
    ただ残されてしまう方は苦しいなと思う。

  • 本作にて初めて舞城を読んだのですが、非常に読みにくく感じました。
    文章が下手なのでは?と感じる部分もあるのですが、恐らく、あえてそういう書き方をしているのだと自分に言い聞かせつ、何度か挑戦しては挫折し、5度目か6度目のチャレンジでようやく読了しました。
    携帯小説か何かのような大変稚拙な文体で書かれており、そのため話が頭に入ってこなかったです。
    他の作品も読んでみる必要がありますが、氏の作品の入り口にすべきではなかったかなと感じています。

    内容は短編集のような感じで、特に落ちのない恋愛に関する散文的な物語がつらつらと書かれています。
    ただし、最後まで読むと、実は個々の話は繋がっている(ぽい)ことが分かります。
    なにこれつまんねーで放り出す前に、最後まで読むと評価は変わるかと。

    万人にお勧めはちょっとできませんね。
    評価が難しい作品だと思います。

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著者プロフィール

1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』など著書多数。12年には『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、『月夜のグルメ』(漫画・奥西チエ)の原案、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳ほか、短編映画『BREAK』や長編アニメ『龍の歯医者』の脚本、短編アニメ『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などをつとめている。

「2018年 『されど私の可愛い檸檬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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