ホカベン ボクたちの正義 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 138
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062761093

作品紹介・あらすじ

逆転につぐ逆転!こんな法廷ミステリが読みたかった。
リーガル・サスペンスの第一人者が描く法廷の迫力!
コミック、ドラマでも話題騒然!

正義感に燃える新米弁護士(ホカベン)堂本孝に、5歳の娘を連れた母親が離婚相談に訪れる。夫のDV(ドメスティック・バイオレンス)を察知し奔走する堂本。ところが、依頼人は夫を刺殺してしまう。保険金殺人か。依頼人は事実を語らない。熾烈な法廷対決の果てに浮上した恐るべき真相、そして堂本孝だけが最後に見た光景とは!?<文庫オリジナル>

感想・レビュー・書評

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  • 5歳の娘を持つ母親が、DVを受けていた夫を殺害。その弁護をする新米弁護士。裁判中にもどんどん話がひっくり返って、最後は予想外。法廷モノは長編が多いけど、本作は213ページ。よくこれだけ盛り込めたものです。面白かった。

  • 8年ぶりの再読ながら、少しも色あせない法廷ミステリー。
    新米弁護士(ホカベン)堂本孝は、著者が原作のマンガの主人公。この作品は文庫オリジナルらしいが、著者が現役の弁護士ゆえ、熾烈な法廷場面はリアルで、213頁の中編ながら、読み応えのある作品。
    正義感溢れるこの主人公で、シリーズ化を望みたいが。

  • 2017.3.6-23
    保険金殺人で起訴された若い母親を弁護し執行猶予を勝ち取る新人弁護士の奮闘にどんでん返しあり。

  • ストーリーに真新しいところは無かったが登場人物のキャラクターで面白く読めた。子供には幸せな未来があって欲しい。

  • 新米弁護士の奮闘記。
    最期のどんでん返しは想定外です。
    やはり、女性はしたたかですね。

  • ドラマ原作本。まさにJ事務所所属タレント辺りにもってこいな熱血新人弁護士、飄々とした敏腕先輩弁護士、早くも解雇フラグが立っちゃう高飛車同期、ゲスい絵面が目に浮かぶ相手弁護人…さぞ脚本家は楽な仕事であったろう。
    自分の想像通りにキャラが動いてくれて万事解決!…かと思いきや苦い洗礼が主人公を待っているのであった。

  • 2010 12/21

  • 大手法律事務所に入ったばかりの新人弁護士が夫のDVで苦しむ母子を救うべく立ち上げるが.…軽く読めて面白い。テレビドラマのノベライズ版のような雰囲気。

  • 中嶋 博行にこれまでハズレはないと思ってた。
    これはちょっと…。

    ドラマになって、漫画を知って、原案“中嶋博行”と知って期待してたのに。
    ドラマも漫画ももう見ることはないなぁ。

    小説にしなきゃよかったのに。

  • 全員嘘つき。

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著者プロフィール

1955年茨城県生まれ。早稲田大学法学部卒。ジョン・グリシャムの作品に影響を受けて小説執筆を始め、横浜弁護士会に所属しながら1994年『検察捜査』で第40回江戸川乱歩賞を受賞。現役弁護士ならではの司法界のリアリティと、国家権力の影を作品に取り込むスケールの大きいエンターテインメントで人気を博す。著書に『違法弁護』『司法戦争』『第一級殺人弁護』などがあり、本書は『検察捜査』『新検察捜査』に続き女性検事の岩崎紀美子が活躍する最新作である。

「2023年 『検察特捜 レディライオン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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