魔王 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 22826
レビュー : 1982
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062761420

感想・レビュー・書評

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  • う~ん、考えさせられます・・・。
    私はあんまり、だったかなぁ(・ε・`*)

    • るぅさん
      私も、あんまりでしたw
      フォローありがとうございます
      私も、あんまりでしたw
      フォローありがとうございます
      2010/04/29
  • 2019.10.16
    東京 行き帰りのバスの中

    考えろ考えろ とにかく考える兄
    腹話術
    考えすぎだよ 考えすぎて死ぬよと笑う弟
    10分の1の確率

    終始政治の話
    集団の恐ろしさ
    知らず知らずのうちに雰囲気に飲まれる人々
    抵抗し続けることの難しさ

    日本の未来について、政治について、
    少し考えるきっかけになった。
    んーーー。難しい。
    でも人に流されず、自分の考えをまずは持とう。

  • この作品は漫画から先に読みました。
    漫画おもしろいなと思い原作の方へ。

    漫画があったからなのか、能力のイメージ、使い方がすんなり入ってきました。
    物足りない感はあったが、モダンタイムズもあるし再読しています。おもろ。

  • まず主人公が異能力的なものを理由も経緯もなく唐突に持ち始める時点で反則的な気持ちになる自分にとっては、全体的になんじゃこりゃ、的な話だった。
    何もまとまる事なくフェードアウトする様に話は終わるけど、結局何だったんだろう、コレは。

    魔王、というタイトルから爆発エンタメか!とワクワクしながら読んだ短絡的な自分がいけなかったのかなー?

  • 自分が念じれば対象者に思った事を喋らせる事が出来ることに気付いた男が、その時台頭し始めていたある政治家に近付いていく話。

    集団心理を扱った物語なんだと思います。
    政治にもっと関心を持てとか、日本人として自分の国に関心を持てとかいうのがメインではないと思いますが、そういうような部分が多くてちょっと疲れました。

    潤也が魔王なのかもしれないとしたら、お金を貯めてどんなことをするつもりなのか。
    「呼吸」で潤也らしからぬ話をしていたのはどういう状況なのか。
    憲法改正の国民投票の結果はどうだったのか。
    ふわっとした終わり方だったので読後もやっとしました。
    でも色々考えさせられる、というか「考えろ考えろ」と意識させられる話で読んで良かったとは思いました。

  • 最近政治やら戦争やらが題材の小説が気になっていたので、読んでいてとてもおもしろかった!!
    でもこれで完結!?嘘でしょ!?あの伊坂幸太郎が!?伏線回収の鬼みたいな伊坂幸太郎がこれで完結!?と思っていたのだけど、別タイトルで続編があるらしいね。読まねば。
    死神の精度の千葉が出ていたことを他の方のレビューで知り、「あ、千葉ってあの千葉!?だからお兄ちゃん千葉に対してあんなビクビクしてたんだ!?」って驚いてその部分だけ読み直した。すげー。千葉……調査ってお前……お兄ちゃんのこと“可”にしたんか……千葉……悲しいね。
    弟くんはお金をたくさん貯めて何に使うんだろう。国の為に?いざ戦争が始まるってなったときに、あのお金を和解金か何かに使う予定なのかなぁ。分かんないな。伊坂幸太郎の作品は、読後感スッキリするものばかり読んできたからこのモヤモヤ感に戸惑っている!!続編読まなきゃ!!

  • 「魔王」とは何か。誰なのか。深く考えさせられる作品であった。人々の思考が犬養の思うままに変容していく、そこから自分の知らぬがままに、社会全体が変わっていくこと、風潮、常識みたいなものにたいして問題視すべき、そのような意味合いもあったのだろう。宮沢賢治の言葉が上手く使われており、状況を効果的に分かりやすくしていた。

  • 2回目の読了。
    1回目を読んだのは随分前だったような…。

    いかに自分が漫然と生きているか。深く考えずに、「大衆」が言うことを鵜呑みにして、そういうものなのだと思って受け入れていることか。
    私のその選択は、私の意思だと思っているけど、そらはなにか大きな力に影響されて、動かされているだけではないのか。

    群衆は怖い。一人一人の意思ではなく、群衆それ自体が一つの方向に向かっていこうとするときに、そっちに行きたくない人だっているだろうに、それが悪みたいになってしまう。
    犬養みたいに群衆を煽るのが上手い人が現れると、人々は楽に意思決定ができるから、そっちに付いていこうとするのだろう。

    何が大切なのかを、考えて、考えないと流されてしまう。

  • 読み終わった後
    すっきりする終わり方ではなくてもやもやして
    すごく考えさせられている自分がいて
    これがこの本の良さなのかなと思った。
    兄弟の能力を描きながら
    もっと違う何かを伝えようとしている
    そんな感じがした。面白い。

  • これまで読んだ小説の中で最もパワーのあるテーマを感じた。
    思考放棄の危険性を実感させてくれる

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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