- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062761697
感想・レビュー・書評
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元々本好きだった自分が
ガッツリ小説にハマるきっかけになった本。
(特に、怪異系、ファンタジー)
香月日輪さんの作品全てが好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021/08/31 読了
読みやすい文体でスラスラと読み進められました。
読んでいく中で主人公の稲葉夕士の感情や考え方の変化に読み手としても「確かに」と感じる部分が何度がありました。
山本幸久さんの解説も面白かったので是非気になった方は読んでみてください。 -
漫画を読んでいたのでさらさらっと読めました。
大好きな日常に潜むファンタジーもの、シリーズもの。
こんな風に世界が広がってく、変わってくのは戸惑うだろうけど、楽しいだろうな。
妖怪やおばけにもし出逢ったら、自分ならどんな反応をするだろうか。
実は隣の人が妖怪かもしれない。
こんな"もしも"は、楽しいな。 -
産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞した作品。
タイトルを見た限りはただの娯楽作品かと思っていたのだが、実際登場人物(妖怪?)は突拍子もなくぶっ飛んだ設定である。しかし、読み進めていくうちに「これは設定以上に深い内容だぞ」と思わず引き込まれてしまった。
特に最後の部分は、人間関係が希薄になっている現代社会への警鐘とも言える内容。個性的なキャラクター達と過ごす時間は濃密であたたかい。これこそ幽雅?
次作がどのような展開になっているのか、楽しみ。また、現代社会に一石を投じる内容になっているのかな。 -
子供の頃、狭い世界で息苦しく生きている時に読み、色々な言葉が心に刺さったことが忘れられません。今でも時々その言葉に救われています。大好きなシリーズです。
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心温まるお話だった(つω`*)夕士くん、すごく良い子!人は見かけによらないなと思いました( ^ω^ )
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★3.0
妖怪やら幽霊やら、登場するのは普通ではないものたちばかり。が、高校生・夕士を通して、自分らしく居られる場所や心から信頼できる人たちについて、改めて考えさせてくれる。そして、ラノベ風な軽さがありながらも、クリとシロの関係や夕士と恵理子のあれこれ等、シリアスで感慨深いエピソードがあったりも。特に前者は、クリの境遇が本当に不憫で、妖怪アパートで庇護されていることに、ただただ安堵した。それはそうと、夕士のためにバイクで駆け付けたり、週に一度は夕士に手紙を送ったり、長谷がマメすぎて思わず笑ってしまった。 -
怒涛の展開!手に汗握る妖怪大戦争!
…みたいな話ではないのですが、優しい妖怪と怖い怨霊、優しい人間と弱い人間みたいにいろいろ混ざった世界が、なんてことない生活として描かれています。
実は隣に妖怪がいるかも?って思うとちょっと楽しくなる(*'ω'*)
多分読んだ人みんな思うと思うんだけど、ルリちゃんのご飯食べてみたい〜!!!