サイコロジカル 上 (講談社文庫 に 32-4 西尾維新文庫)

著者 :
制作 : 竹 
  • 講談社
3.73
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本棚登録 : 1998
レビュー : 95
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062761796

作品紹介・あらすじ

およそ論理立てて物事を考えるほど無意味なことはない。所詮論理など人の考えたものであり、そして世界は人の手には余りすぎる。博愛を自らの義務と課し、自由を何よりも重んじる、周囲に調和をこの上なく提供する誠実な正直者、つまりこのぼくは、七月、囚われの壊し屋を救う旅に連れられた。パーティのメンバーは玖渚友と鈴無音々。向かう先は悪の要塞-要するには『堕落三昧』斜道卿壱郎博士の研究施設。この冒険の登場人物は誰もが際限なく矛盾していて、誰もが際限なく破綻していて、そして誰もが際限なく崩壊していて、はっきり言って壊れている。それはひょっとしたら壊されただけなのかもしれないが、しかし戯言遣いのこのぼくに限って言えば、わざわざ壊してくれるまでもない。だってぼくは最初から、ほら、こんなにも見事に壊れてしまっているゆえに-。戯言シリーズ第四弾。

感想・レビュー・書評

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  • 上下セットでの感想です。
    最後のオチは、誰もが予想するものでしょうが、自分としては後で考えると、なんで気づかなかったんだろうと思う伏線がワンサカ。
    何故だろう、恐らくだらだらと長い文章にごまかされてちゃんと読む気力をなくされているのでしょうか、まぁ戯言ですが笑

  • 上下巻での2部作品なので、この作品については軽いジャブといった感じですかね。若干物足りない感じはします。
    でも相変わらず個性的な登場人物が多く、その人達との掛け合いはこの作品でも十分楽しませて頂きました。
    そして、この作品における衝撃のラスト。下巻を読まないわけにはいきませんね。

  • 【あらすじ】
    「きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?」
     天才工学師・玖渚友のかつての「仲間」、兎吊木垓輔が囚われる謎めいた研究所   
     堕落三昧斜道卿壱郎研究施設。友に引き連れられ、兎吊木を救出に向かう「ぼく」こと
     "戯言遣い・いーちゃん"の眼前に広げられる戦慄の"情景"。
     しかしその「終わり」は、さらなる
     「始まり」の前触れに過ぎなかった!
     絶好調、西尾維新の<戯言シリーズ>。
     こんな新青春のエンタを待っていた!!

    【感想】

  • 会話の部分が長くて何回も飽きてしまったけど、やっぱ面白かった。続きが気になる!

  • これから…で終わる一冊。
    それぞれの関係性が詳細に。
    会話が多かった。

    舞台は愛知県にある斜道卿壱郎研究施設。
    兎吊木垓輔、害悪細菌
    友 死線の蒼
    斜道卿壱郎 堕落三昧

    六年前ぼくによって騙された友?
    砂漠の狐とは?

    兎吊木を試験体とした特異性人間構造研究。
    兎吊木の惨殺死体。

  • 再読。
    やっぱり兎吊木さんの口調最高に西尾維新してる・・・、余分なことばっか言って余分に過剰装飾したことばっか言ってはぐらかしてくる・・・。
    自分の中の友のこと引っかき回されて半狂乱ってるいーちゃんも、友を放送禁止用語で悪態つかれて発狂寸前るいーちゃんもすき・・・。

  • 「きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな」

    玖渚友のかつての仲間、「囚われの壊し屋」を救うため、玖渚友と鈴無音々とともに、斜道卿壱郎博士の研究施設へ向かういーちゃん。
    起こる密室殺人。
    当然容疑者になる主人公一行。

    シリーズの核心になかなか迫らないまま、ミステリーよりは異能力者バトル物になりそうなところをどうにかとどまっているというような感じのシリーズ4作目上巻。
    いーちゃんがダンダン苛々する感じのキャラになってきて、大丈夫かな?って思いながら読んでるんだよ。

  • 戯言シリーズの4作目の上巻。
    感覚的には上巻はキャラ紹介。
    博士がどの程度マッドなのかはよくわからないが、玖渚の皮肉の言い方は好きだったりします。

  • 玖渚友ー≪死線の蒼≫。
    鈴無音々ー保護者。
    ぼく(語り部)-十九歳。

    斜道郷壱郎ー≪堕落三昧≫。
    大垣忘人ー助手。
    宇瀬美幸ー秘書。
    神足雛善ー研究局員。
    根尾古新ー研究局員。
    三好心視ー研究局員。
    春日井春日ー研究局員。
    兎吊木垓輔ー≪害悪細菌≫。

    相川潤ー請負人。
    石丸小唄ー大泥棒。
    零崎愛識ー侵入者。


    天才の一面は明らかに醜聞を起こし得る才能である。-芥川龍之介

    一日目(1) 正解の終わり
    さあて。
    それでは皆様。
    しばしの間、お付き合いくださいませ。

    一日目(2) 罰と罰
    ゴキブリの生命力?
    丸めた新聞で叩いたら死ぬってことか?

    一日目(3) 青い檻
    努力は必ず実を結ぶ。
    それが結果に繋がるとは限らないけれど。

    一日目(4) 微笑と夜襲
    悲劇とは事件が起きることではない。
    何も起きないことこそが、悲劇なのだ。

    二日目(1) 今更の始まり
    人は見かけに拠らない。
    人は見かけで選るだけだ。

  • 上下巻でかつ大きな事件が起きただけだけでこれから大きな展開を迎えるだろうから詳細なレビューを書くのは控える。しかし前作にないほど言葉遊びが多くあったと思う。

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著者プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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