黙契 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 200
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062762106

作品紹介・あらすじ

この勁(つよ)さ、座光寺藤之助!
先の見えぬ時代にこそ光り輝く男がいる。因縁の敵との決着、つけるべき時は来た!
『黙契』『御暇』 シリーズ初の2冊同時刊行

二月の謹慎中にひそかに玲奈と渡った清国で、剣豪旗本座光寺藤之助は幕府存亡の危機を自覚する。蟄居あけを総出で祝福してくれた長崎への藤之助なりの答礼は、町じゅうを敵に廻す大目付大久保純友との対決! そして江戸帰還を前に、玲奈と交わす二人きりの儀式とは!?疾風シリーズ第8弾。〈文庫書下ろし〉

講談社創業100周年記念出版

感想・レビュー・書評

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  • ひとまず終わりが近づいてきた感じですね。

    久々に出てきた文乃ちゃん。番頭さんの言う通り(番頭さんだったか?)他の人と一緒になった方がいいよ。と、思ってしまった。

  • あっさり帰ってきてちょっと安心。(^^;
    見所が大久保純友との対決という事もあり、長崎編クライマックスってところですかね。
    冊数を重ねるごとに長崎での主人公の立場が向上する一方で、ドラマの起きようも無理矢理感が漂ってきたところなので、良いタイミングだったと思います。
    サーベル対日本刀なら圧倒的に日本刀に有利だと思うんだけど実際のところはどうなんだろう?

  • ★2008年11月26日 91冊目読了 『黙契』交代寄合伊那衆異聞 佐伯泰英著 講談社文庫 評価B
    密かに長崎から上海、寧波へ渡航した藤之助と玲奈。長崎町年寄の密命を果たし、無事長崎に帰還するが、、、、いつも奇想天外な筋立てながら上手に江戸時代末期の時代背景を織り交ぜて、読者を飽きさせないストーリーは健在。本当に、佐伯泰英の作品は、活字の劇画です。

  • 2月-10。3.0点。
    蟄居名目で、上海から戻る藤ノ助。
    江戸へ戻ることが決定。玲奈との別れが近づくが、
    江戸に戻っても、続きそうだ。
    仇敵大久保純忠との決着はあるのか。
    江戸へ戻ってから、どういう風に進むのだろう。

  • 強いんです。

  • なんかもう藤之助は、そのへんの奴じゃ絶対死なない
    ターミネーターみたいに思えてきた。
    ヒーローは強くて死ななくていいのだけどね。うん。

  • しばしの別れ?
    こっそり祝言をあげるなんてロマンチック~。

  • フェンシングにも勝てる藤之助ってどうかなあ

  • 交代寄合伊那衆異聞の第8弾。上海から帰還。

  • 引き続き現実逃避でぐんぐん読む。
    がむしゃらに読むのに最適。
    前向きになる。
    もう浮上してきた。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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