御暇 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.50
  • (4)
  • (17)
  • (23)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 193
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062762113

作品紹介・あらすじ

その疾さ、佐伯泰英!
長崎、江戸、伊那。めまぐるしく舞台は回る。愛しき人の想いを胸に、武士の矜持を貫け!
『黙契』『御暇』 シリーズ初の2冊同時刊行

無敵の南蛮剣(クレイモア)を玲奈の母から譲り受け、日本人だけで江戸を目指す観光丸で藤之助は長崎を後にする。当主の見違える偉丈夫ぶりに、腰を抜かす座光寺家江戸屋敷の面々。縁談の持ち上がった文乃を連れ、藤之助は懐かしき故郷へ……。幕末を駆ける快男児を描く人気シリーズ、怒濤の2冊同時刊行!!〈文庫書下ろし〉

講談社創業100周年記念出版

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 瀬紫ことおらんとの決着がようやく着きました。

    舞台は長崎から江戸へ。

    個人的に文乃ちゃんの縁談がまとまったのは良かった。と思いました。(藤之助も変わっちゃったもんね)

  • そして、舞台を長崎から江戸に移す端境の話になります。
    なんだか、クレイモアなんか使っちゃうし、どこまでこの主人公はいっちゃうんだろうって感じですね。(^^;
    日本刀が使えても、クレイモアも同じように使えるってのは、ちょっと無理があるんじゃないかと。
    ま、クレイモアの相手をした事のない侍なら片手をひねるようなものかもしれませんが。
    とりあえず、江戸に帰ってきたので、江戸側の登場人物の再紹介的な部分もあります。
    しばらくは江戸編かと思ったら、今度は伊那編になるのね。(^^;
    お忙しい事で。

  • ★2008年11月28日 92冊目読了 交代寄合伊那衆異聞『御暇』佐伯泰英著 講談社文庫 読了 評価B
    長崎で、藤之助を長く付け狙ってきた女郎瀬紫を討ち果たし、黙契の妻 玲奈を残して、江戸からの命にしたがって、藤之助は江戸に戻る。列強の圧力を直に感じる長崎とは異なり、いまだ太平の世の眠りにある江戸で、再び藤之助が活躍を始める。
    藤之助は許し 御暇を得て、故郷の伊那に帰る。

  • 2015/07/22ブックオフオンラインにて購入
    児玉清さんの紹介でここから読んだ。ここまでの経緯はなんとなくわかったが、過去がやっぱりきななる。1巻から読み直す事にした。

  • 2月-16。3.5点。
    長崎より、江戸行きを命じられた藤ノ助。
    玲奈との別れ、宿敵おらんとの決戦。一部江戸編もあり。
    相変わらずの強さだが、ちょっと危機もあり。
    どういう風に続けていくか見物。

  • 新しい武器も手に入れ,強さに磨きがかかる。

  • ついにスーパーヒーロー倒れる!?
    こういう時も無ければ...あんまり心配はしてないが。

  • 玲奈嬢とのつかの間の別れも感動的なら、文乃との再会・決心も感動。

  • 座光寺藤之助は強すぎるし、価値観がいまの人っぽい。とはいえ、ここまで来ると読めるところまでは読もう。

  • 交代寄合伊那衆異聞第9弾。とうとう長崎から江戸に。。さらに、故郷へ。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×