シャネル (講談社文庫)

  • 講談社 (2008年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (362ページ) / ISBN・EAN: 9784062762380

みんなの感想まとめ

愛や裏切り、自己成長をテーマにしたこの作品は、主人公が苦悩の中で自らを見つめ直し、前に進む姿を描いています。過去の傷や影を抱えながらも、どんな形でも生き続けることが大切だと気づく過程が心に響きます。自...

感想・レビュー・書評

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  • もう二度と誇り高く笑えない。どこか卑屈な笑い方をするだろう。それを隠そうとして力を込めて笑うに違いない。
    代償を払った愛は、元の愛ではない。傷がつき、影を含んでいる。



    夜の中をくぐって、クルマはカンヌに向かった。



    だが裏切りがなんだろう。永遠に失ってしまうことに比べたら、どんな形でも生きていてくれる方がずっとましだった。なぜ、そう思えなかったのだろう。


    泣きなくなったら前を向いて背を伸ばす。
    怨み嫉みを言いたくなったら自分の価値を上げることだけに集中する。
    誰かを憎みたくなったらその人の幸せなんて祈らなくて良い。受け入れて前を向く。いつか許せる時がくる。

    そんな綺麗事だけじゃ毎日は生きられないけど、それでも前を向こう。
    自分を惨めだなんて思わない。
    自信をもてるまて努力する。
    その先で手に入るのは人や物ではなくて、前を向いて美しく生きる自分自身。

  • 昔コバルト文庫で読んでた作家さんだ、と読んだら…幼少期は我儘で生意気な小公女セーラ、そこからの恋というかパトロンというか周囲を上手く使いながらも新しいアイデアで開拓していく描写が気持ちよかった。男運は…まぁ…。
    ジャージ素材の女性服、人工香料の香水(No.5、No.22)、フェイクパール、黒のワンピース、ツイード素材、と今でも不変のアイテムの元祖なのがすごい。
    だいぶ前にハウスオブグッチ見たからか、あの時代のファッションのバチバチ感を思い出した。
    22という番号が最近好きなので、香水嗅いでみたくなった。

  • もう二度と誇り高く笑えない。どこか卑屈な笑い方をするだろう。それを隠そうとして力を込めて笑うに違いない。
    代償を払った愛は、元の愛ではない。傷がつき、影を含んでいる。



    夜の中をくぐって、クルマはカンヌに向かった。



    だが裏切りがなんだろう。永遠に失ってしまうことに比べたら、どんな形でも生きていてくれる方がずっとましだった。なぜ、そう思えなかったのだろう。


    泣きなくなったら前を向いて背を伸ばす。
    怨み嫉みを言いたくなったら自分の価値を上げることだけに集中する。
    誰かを憎みたくなったらその人の幸せなんて祈らなくて良い。受け入れて前を向く。いつか許せる時がくる。

    そんな綺麗事だけじゃ毎日は生きられないけど、それでも前を向こう。
    自分を惨めだなんて思わない。
    自信をもてるまて努力する。
    その先で手に入るのは人や物ではなくて、前を向いて美しく生きる自分自身。

  • シャネルの生き方をざっくりとなぞる感じ。本当にざっくりとした書き方だから、読み物としてはちょっと物足りないかも。
    才能や努力以外にも、ハングリー精神、ストイックさ、そういったものがあったから、成功できたんだろう。その反面、孤独にさいなまれた時期もあったけど、自分の生き方を貫けたからやっぱり幸せな生涯だったのかも。passionが情熱であり受難である理由がなんとなくわかるような気がした。

  • 気が強く,万人には受け入れられない性格だけど, それがゆえに惹かれる男性がいる。そして失敗を 恐れずに,自分のスタイルを主張していくからこそ,”シャネル”というブランドが確立したんだと思う。そんな彼女の好きなものに姿勢に憧れる。物語の前半と後半でストーリーの展開の速さが変わってしまった。前半と同じ調子で進めてくれたらより面白かったかもしれない。

  • 激しさ、強さ、ストイックさ、ハングリー精神。私にないものばかりを際立った個性としてもつ女性の生き方に触れて少しは私にも激しさが必要かもと反省。ここまで自己主張が強いのもどうかと思うが、自分に恥じない生き方というか自分の軸をしっかりもっている女性はやっぱりステキ。シャネルというブランドにはあまり興味が無いけれど、シャネル自身にはおおいに興味がかきたてられた。

  • 私は まだまだ若い まだまだ目指していいんだ
    と、何か エールが貰えました

  • 大戦前後の激動の時代に生きた強い女性の人生。映画「ココ・シャネル」も観るとより楽しめるかも。

  •  
    ── コピーされてこそ本物よ(ココ・シャネル)。
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4062762382
    ── 藤本 ひとみ《シャネル 20081212 講談社文庫》
     
    ♀Coco Chanel, Gabrielle Bonheur 18830819 France 19710110 87 /
     
    ── 引用の原則 ~ つまらない文章は誰からも引用されない ~
    http://q.hatena.ne.jp/1233042907#a891298
     
    ── 誰にも引用されないような文章は、退屈で、つまらないからです。
    http://q.hatena.ne.jp/1099864615#a200618
     

  • 子どもの頃、素直になれない自分に対しての葛藤の描き方が素晴らしい。

    藤本ひとみ風シャネルになっていることは否めないけど
    読みやすく、入り込めた作品。

  • 面白くて1日で読んでしまいました。

    妥協を許さず仕事で成功することが生きがいだった彼女は
    パワフルで情熱的でとても素敵です。

    でも私は彼女とは正反対の性格なんだなと思いました。

  • あまりにも面白く、二日で読み終わってしまった。

  • ★3.5の佳作。(ブクログは★半分単位でつけられるようにしてほし~)
    少女時代と、老いて一度頂点を転げ落ちてからのラストが良かった。
    シャネルの中に藤本先生が上手く入り込んでいる感じが伝わってきた。

    中盤、多くの読者が望むであろうシャネルの成り上がりの過程はややあっさりして小説的盛り上がりを敢えて避けた印象もあり、物足りない気がした。
    だが、その分畳み掛けるような展開で最後までもたれずスピーディーに読み終えた。

  • 図書館で借りて読んだ。

    ちょっと前にやってた映画見逃したの惜しいなぁ。比べてみたかったのに。

  • 激働きマン!!

  • 藤本ひとみらしさは弱いかもしれないけど、とりあえず「シャネル」の生き方の輪郭をなぞるのが目的だったので、この読みやすさはよかった。孤児院での幼少時代のキャラがなかなかに強烈で、読んでいてはらはらしたけれど、この「妥協」しなさ、「頑固」さが後々のシャネルを作ったのだな、と。真似なんて到底できるわけがないけれど、その生き方にものすごく刺激を受けた。 
    印象に残った言葉がある。
    「作ることで自分の価値を主張し続けるのだ。私が生きるとは、そういうことなのだ。」
    シャネルの入門書としては格好の一冊だと思う。

  • 孤児院から出発し、世界のスターダムにのし上がるには、並大抵の苦労と意志ではむずかしいでしょう。
    人一倍負けん気が強く、自分は有名になり、お金持ちになるんだという夢を強く持ち続ける。
    それも男性の付属品としてではなく、自分自身の力でセレブになる。
    もちろん強運も必要でしょう。彼女には常に彼女を引き上げてくれる支援者が現れる。
    ただそれが彼女の一生の伴侶としては成り立たない、というところが
    華やかな彼女の生活の、孤独で暗い部分として印象に残る。

    70歳で孤独を感じながらもパリコレに挑戦し、評判が悪くてもあきらめない。
    そしてその粘りが今日のシャネルの位置を不動のものにしたのだ。

    映画「ココ・シャネル」もぜひチェックしたい。

  • 8月の内に読みたい本

  • 世界的有名ブランドのシャネルの波乱に満ちた人生を
    わかりやすく・会話文も多く
    少女期から最期に渡るまで
    詳しく綴られています♪

    ココ・シャネルの「ココ」は酒場での愛称だったんですね

    最期まで様々な男性と交際しつつも
    結婚せずに仕事に費やし・終えてしまった生涯
    確かにシャネルのデザインはシンプルですね
    ブランドのデザインの起源ががわかりました

    ただ・仕事一筋ではなく
    結婚生活も一度はしたらまた違った人生だったかも知れないのですが…

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著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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