- 講談社 (2009年1月1日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (782ページ) / ISBN・EAN: 9784062762465
みんなの感想まとめ
主人公の大内俊助を中心に描かれる物語は、幕末の政治や市井の人々の生活を織り交ぜながら進行します。著者の佐藤雅美によるしっかりとした時代考証が、歴史的背景をリアルに感じさせ、読者を引き込む要素となってい...
感想・レビュー・書評
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大内俊助を軸にしているが、幕末の政治から市井の人の話まで飽きさせずにおしえてもらいました。佐藤雅美の本は考証がしっかりしていて、とても安心して読めます。
古本屋で買ってしまいました。スンマセン。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
う~ん、評価の難しい小説だなこれは。とにかく長いのは確か。文庫版で770頁、1067円もする。読むのにずいぶん時間がかかった。そう、一気呵成に読み終わるという牽引力の強い作品ではない。
「大内俊助の生涯」と副題がついているように、この主人公が仙台伊達藩から出てきて江戸の学問所に入学するところから物語は始まる。その後は波乱万丈というか支離滅裂というか、あっちへ流されこっちへ流されして、思いもよらない人生をたどり、明治維新を迎えるというようなストーリー。一種のビルドゥングスロマンなのだろうか。あまり成長しているようにも見えないけれど。
それぞれのエピソードは面白いのだけれど、行き当たりばったりというか流れに必然性が乏しいので物語に一貫性がない。まあ実際の人生なんて筋書きがないのだからそういうものだといえばそうなんだけど、どうもこの大内某なる主人公は実在の人物ではなく創作らしい。創作であれば、もうちょっと大河小説的な統一感があってしかるべきではと思ってしまう。この長さなんだし。
著者が佐藤雅美なので、時代考証や当時の市井、学界、政治、文化、国外情勢などの記載はしっかりとしていて読み応えがある。著者の狙いは幕末の諸事情の記述にあって、大内は単なる狂言回しと理解すればそれなりに納得がいかないでもない。でも、それはうがった見方というものだろう。
それはともかく、お加代にお喜美、女はまことに恐い。読み終えてそれだけは心に残った(笑)。 -
大槻磐渓登場で気になる一冊。
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