どうで死ぬ身の一踊り (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 415
レビュー : 72
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062762533

感想・レビュー・書評

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  • 女は逃げる死者は逃げない

  • これは西村賢太の私小説だとわかりながらも痛すぎて痛すぎて読み終えたもののその感想すら述べられぬ。

  • 藤澤清造関連のやや文体が堅いものと、いつもの秋恵ものの2部構成的な内容。インパクトの強いタイトルと装丁に惹かれて読むのを楽しみにしてました。

    西村賢太の芥川賞授賞式ニコ生中継では「何というおれたち」「なかま!」的なコメが大量に流れてましたが、、、、、これはひどい\(^o^)/もちろん文章じゃなくて賢太のキレっぷりがひどい(笑)今回はいつもにも増してひでえので★みっつ!

    【備考】
    ベンチでスーパーのおにぎりを食べる賢太はセコ可愛い。

  • 解説:坪内祐三
    墓前生活◆どうで死ぬ身の一踊り◆一夜

  • 西村賢太は芥川賞もそうだけどやけっぱちな生の描写が生々しくて面白い。

  • 彼の著書を買ったのは、これが初めてだったか。
    著者と大正時代の私小説家の藤澤清造を重ねあわせて、無頼ぶりを発揮する結局が弱い男なんだが、なんだか気になるんだな。

  • 2作品連続で読んでみた感想として。
    藤澤云々と女へのDVの話題しかなく食傷気味である上に、
    長編小説の各章を分断して短編小説としているようで短編としてケリがついてない。

  • 一度読んでみたかった西賢作品。ってかこれ、私小説だったんですね。ここで対象となっている作家のことは、愚昧な自分は存じ上げなかったけど、彼に書ける情熱の高さはひしひし伝わってきた。私生活の何を置いても、ってくらいのめり込める対象、存在自体が素敵ですね。私生活そのものは、ちょっと褒められたものじゃないけど、文章そのものには惹かれるものがありました。機会があれば他作品も是非。

  • 芥川賞作家西村賢太氏の私小説作品「どうで死ぬ身の一踊り」を読了。以前この著者の作品の読後感想を書いたときにある友人からこの作者の作品になぜか嵌ってしまう人もいるよというコメントをいただいた事を思い出したが、本作品を読みはじめたときに思ったのはまた同じ話なのに読んじゃうなあという感想だった。芥川賞の選考委員の多くも知らなかったらしい不遇の作家藤澤清造の全集の自費出版を目指す中年男のその作家に関する超絶オタク具合と病的であるDVの様子が描かれていているのはほぼ今までの作品と共通していてどうしようもない男の哀しい日常を見せつけられる作品であるのは全く変わりがない。人間の業を感じるからだろうか、この作家の作品にはまるひとがいるのは。僕はもういいかな。知られていない不遇の作家藤澤清造というひとに興味を持たせてくれる作品を読むBGMに選んだのは

  • よくわかるなー。

    作家研究とコレクション精神というのは紙一重で、集められるものは集めなければ気が済まないし、生活の優先順位を狂わせる。
    それが自分の人生の矜持になれば、なおさらのこと。
    それが安易なヒロイズムであることも薄々感づいている。
    師をもつとは、しかしこういうことか。

    さらにいえば、編集活動→女といさかい→女と仲直り、というパターンがある。
    このパターンは想像するだに、他の作品でも同じなのでは……?

    そしてまた、女と暮らすことの難しさ。
    過去と未来の思い出と展望はいかにもきらきらと素晴らしいのに、現実に長く寄り添う女と対峙すると、どうしてあんなにむかむかとマグマみたいなものが込み上げてくるのかね。数時間前の愛おしさがそのままじとっと湿った感情に変質する。まったく不思議。
    いろいろな場面で駆け引きや損得勘定をしてしまうところとか(かなり客観的に描写されている)。
    いったん怒りを収めたあとの、「便座上げとけって言ってんだろがっ!」とか。
    どんなときも「ぼく」って言ってしまうところとか。
    「がんばって」買った蟹の剥き身や鯖寿司にケチをつけられて激昂・激怒してしまうところとか。
    喧嘩している最中にかつての「グルーミング」を思い出して後悔してしまうところとか。
    「おまえ」といえず、「そっち」という変な呼び方をしてしまうところとか。
    この主人公は相違なくダメ男だが、一歩踏み外せば同種の人間。だからこんなに惹かれるのか。

    またカタカナの使い方が面白い。これは文体全体にもかかわることだが。

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著者プロフィール

西村賢太(にしむら・けんた)
一九六七年東京都生まれ。

「2019年 『掌篇歳時記 秋冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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