サーカス市場 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 38
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062763059

感想・レビュー・書評

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  • 全体的に面白かった。一つ一つの短編が短いので、読みやすさはある。でも没入感があまりなくて、何度か内容を忘れながらも読んでいた。

    あとは想像していたよりも読了後にすっきり感がなくて、残念だったかなという気もします。話が最後まで繋がっていたので、なにか意外性が欲しかったなと思いました。

  • 連作短編なんだけど、テイストが統一されてなくて、
    んでサーカス市場の背景が
    今ひとつ浮かび上がってないというか…

    魅力的な登場人物を活かしきれていないかなあ。
    星は二つ半。

  • 市場の神秘性がもう少し際立っているかと思ったら、そうでもなく。ただの商店街なんじゃないか?とさえ思ってしまった。

  • すごく面白いとは思わなかったんだけど、
    なんかフンワリとした雰囲気とレトロな味とで、
    どうしても読むのをストップできなかった。

    うーん、うーん、
    なんだったんだろう?

    ストーリーのどれもきりりと解決はしていないのに、
    でもなんとなくまた、読みたくなるようなちょっと味のある作品。

    面白い、とは言いにくくて、誰かに勧めるのは難しくて、
    説明も出来ない、でも、忘れられないフシギな話。

  • 仙台のどこかにある「サーカス市場」と呼ばれている胡乱な一角を舞台とした連作小説。
    毛針女に面妖屋に膝折男とタイトルもなんとも魅力的。それぞれ少しずつリンクしていて、サーカス市場の住人は個性的で粗暴だけど一本筋は通っている。
    読んでいて楽しくてちょっと寂しくなる。そんな1冊。
    …伊坂幸太郎といいこの本といい、仙台なんか楽しそうな街だなぁ。

  • ちょっと不思議な話の短編集。
    特段の感想は無し。

  • 「奇妙な味」に惹かれて読んでみたが。。
    「奇妙な感じ」ではなくて残念。
    ミステリーでもないような。。??

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著者プロフィール

1959年宮城県生まれ。明治大学商学部卒業。広告制作会社でコピーライターとして勤務。89年にフリーに。2002年『滅びのモノクローム』で第48回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。他の著書に『死水』『サーカス市場』『罠釣師 トラッパーズ』『コワレモノ』『失われた季節に』『黄金幻魚』などがある。

「2020年 『五郎丸の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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