新装版 白い家の殺人 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2009年4月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784062763202

作品紹介・あらすじ

島田荘司氏絶賛の鮮烈なデビュー作「長い家の殺人」に続く俊英の本格推理第2弾!
雪に閉ざされた山荘で女子高生が惨殺された!
青年探偵・信濃譲二シリーズ

冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢・静香が逆さ吊り死体で発見された。凄惨な密室殺人は別荘を恐怖の渦に巻き込み、そして第2の被害者が出てしまう……。1冊の日記帳によって明らかになる猪狩家の悲しく暗い過去。事件解決に挑む青年探偵・信濃譲二は完全犯罪を暴けるのか!?傑作長編推理第2弾。

みんなの感想まとめ

本格ミステリーの魅力が詰まった作品で、雪に閉ざされた山荘で起きた凄惨な密室殺人が描かれています。主人公の青年探偵・信濃譲二が事件解決に挑む中、登場人物たちの個性的な性格が物語に深みを与え、時には笑いを...

感想・レビュー・書評

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  • 怪しい動きをする登場人物にまんまと引っ掛かりました。登場人物が全員怪しく見える。結末は何だか切なく。雪の別荘、密室などなど美味しい設定。想像力ないながらもトリックを思い浮かべたけど、本当に出来るのか?と疑問は残った。

  • 一応、長い家の殺人からのシリーズらしいけど意識してなかった。主人公扱いの徹は、途中からただの当て馬と化してくのが酷面白い。それ以上に犯人を決め付ける登場人物達にはうんざりするが、動機の手がかりなんてほとんどないから仕方ないし、それを踏まえて終盤に明かしに来る展開が良かった。なかなか他では見ない大ネタバラしには驚き呆然として、何なら笑った。基本的には本格ミステリなんで、今の歌野晶午からはイメージが離れてる。

  • 田辺医師もだけど、一族みんな性格うざすぎでは…?人格者ぽい祖母千鶴もまあまあキチババだし…?

    静香を逆さ吊りにした理由が結局わからなかったんだけどちゃんと読んでないだけかな?

  • 振り子にロープウェイ。
    今となっては、あまり驚かないが、当時はなかなか突飛なアイデアだっただろう。

    「意図せずに偶然起こった」というのの使い方も面白い。
    ラストで明かされる真実も驚き。

    王道ともいえる、悪くない作品だった。

  • 信濃譲二探偵のシリーズものの二作目らしい。私は一作も読んでなかったが、探偵のキャラクターはなかなか良い。多くは語らないが友人思い。
    ところどころ市之瀬への友情を伺い知れる。
    市之瀬の間違った推理にはイライラするところもあるけど、犯人の犯行動機には少し悲しい思いになる。
    娘が殺されたのは完全にとばっちりで可哀想。

  • 私の推理力は徹並だった。
    ことごとく推理する内容が同じで凹んだ。
    最後まで何ひとつわからなかった。

    1番目のトリックは窓を閉めに行くのとか危険すぎるし、3番目のトリックは…種明かしされても本当にできるんだろうかという感じ。(ミステリーにはそういうトリックも往々にあるが…)動機となった再会についても、偶然を通りこして奇跡レベル。読みものとしては楽しめたが、おススメしたいかは疑問。

  • 信濃譲二は好きなのに、市之瀬徹の性格が好きになれなかった。犯人はコイツだっていう固定観念…そして的外れな推理。真犯人の手紙にも書いてあったけど、こっちも笑い出しそうになったわ。苦笑いだけど。

    トリックの解説もわかりにくく、途中いらないとこで解説の絵があるのに、そこはないのか!っていう…。

    んー。

    動機もよくあるっちゃよくある話で、どうして静香を殺そうとしたのかっていう動機は弱すぎて可哀想だったな。

    酷評すぎるかな。

    次の作品に期待したいです。

  • 2016.6/5〜9。コテコテの本格物。前作「長い〜」からの歌野さんの成長ぶりがわかる一冊だった。文章が読みやすくなったように感じる。正直これはどうだろうと思う点もあったが。「動く〜」も楽しみ。

  • 推理小説です。
    怪しい動きをしている!犯人だ!と思ったら全然違いました。見事に引っかかってしまった…。

  • 本格ミステリーと言っていいはず。
    わりと無難な作品、という印象。
    "白い家"は関係薄い。
    『動く家の殺人』より先に読むべきだったか。

  • 『この世には悪という絶対的な存在があるとしか思えない。「悪が栄えたためしはない」というが、それは嘘だね。

    それまでは悪とされていたことでも、支持する人間が増えることによって善へと転化する。逆に善とされていたことが悪になることもある。

    悪は絶えることなく、そして犯罪も、それにともなう悲劇も永遠に続くことだろうよ。

    人間の力で動かせないことだ。』

    歌野晶午は『葉桜の季節に君を想うということ』のイメージが強いけど、こういう正攻法の作品もあるんだな。
    伝統的なスタイルで素晴らしい!しかも「嵐の山荘、密室、雪の足跡、探偵、見取り図、家系図、毒殺、ロープ、離れ、、、」探偵小説のガジェット完全装備じゃないですか!
    笠井潔大先生も評価しているので間違いない。

  • なかなか見えないトリックや動機に一気に読んでしまいました。
    お金持ちってやることがスゴイな…

  • 最後は「おー、そんな繋がりできたかっ!?」って感じで面白かったです。

  • 三部作なのに、見事に二部と三部だけ手にとってしまった。我が道を行く天才がワクワクと謎を解いて行く探偵もの。苦手なんだけど、やっぱり苦手だった。最後の日記と手紙の謎明かしは面白かったが、途中が辛かったーーー。ま、最後まで読んだけど

  • 舞台設定はすごく好きです。雪の別荘、怪しい家族、どんな事件が起こるかワクワクしました。
    第一の殺人は殺人状況とその現場の異常性が印象に残った程度で、第二の殺人と共に及第点といった感じです。第三の殺人は少々お粗末かなと思いました。
    全体的に『長い家の殺人』よりも手が込んでいると思いました。

  • トリックを楽しむための本。説明が雑でなければいいのに。

  • トリックだけ楽しむならばGOOD

  • キャラクター重視の軽い作品が増えている中で、時々無性に「本格系」の作品が読みたくなる。
    最近めっきり数が減ってしまったけど、しっかり考えて書かれた作品を読むと安心するわ。

  • それなりというか普通というか。

    トリックの説明がくどいというか読みにくいというか。


    探偵のキャラは好き。

  • とある別荘での殺人事件に巻き込まれた主人公の徹が
    またもや親友の信濃の名推理に助けられる展開です。

    今回の舞台は雪に覆われた別荘。
    うん、いかにも本格的なかんじ。

    今回のは、トリックも動機も全然分からなかったな~
    ひとつだけ、なんとなくそうしたんだろうな、
    っていうのが正解だったくらい。

    それにしても、、、主人公の迷推理ぶりがちょっと・・・うざい。。。

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著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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