ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2098
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  • Amazon.co.jp ・本 (610ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062763899

作品紹介・あらすじ

「多分…それで、おしまいですから」。世界を救うため"人類最悪の遊び人"狐面の男と対決する決意をした"戯言遣い"いーちゃん。復活した哀川潤とともに決戦の場に向かう。最悪対最弱、最終対最強の戦いの結末は。「戯言シリーズ」ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 戯言シリーズおわり。
    クビシメロマンチストがいちばん好きだった。

  • 【あらすじ】
    「生きている以上、世界の終わりを物語の終わりを、諦めることはできない」
     "人類最悪の遊び人"たる「狐面の男」は「ぼく」こと"戯言遣い"に断言する。
     玖渚友との決別。想影真心の暴走。そして、復活する哀川潤……。
     シリーズすべてを貫く伏線の楽譜は絡まり合い、一気に奔流をはじめる!
     そして、そして、そして、そして、そして   、
     ゼロ年代の小説界を駆け抜ける
     新青春エンタの決定版中の決定版、<戯言シリーズ>、
     その最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作、
     ついに大団円! 完全燃焼、西尾維新!!

    【感想】

  • 240213*読了
    やっと何年もの時を経て読み終えた。

    おもしろかった!
    けど、久渚の件は釈然としない。死ぬってそういうことだったの?
    この下巻でのメインは哀川潤と想影真心だった。
    激しいバトルに息を飲んだけれど。
    結局、この終わり方はなんだろうか。
    間延びせず、謎に包まれたままの部分を残しつつ…これが物語ってやつなんだろうか。
    変に説明をしすぎず、現時点ではハッピーエンドで終わらせてくれた。

    わたしは、いーちゃんと久渚が幸せならそれでいいです。はい。

  • 【再読】
    とりあえずいったん完結。
    人間シリーズとか最強シリーズとか読み終わった後、ついにキドナプキディングに手を出していこうと思う。
    戯言シリーズはとにかく二項対立が多い作品だけど、人から外れて世界を絶望する想影真心と、世界を盛り上げようとする哀川潤の対比がシリーズ内でも1番好きだった。真心に勝利して世界の価値を証明する哀川さんがカッコ良すぎる。
    人類最悪と人類最強と人類最終はわかるんだけど、そのついでみたいにいーちゃんが人類最弱に当てはめられてるのが変。そこそこ強いのに。

  • 再読。
    久々に読みたいなーと思って読み始めたけど、
    やっぱりヒトクイマジカルからネコソギラジカルの4冊については、なにもはじまってないのに勝手に戦って勝手に終わった……という感想が否めない。
    伏線を全部回収するわけでもなし。

    キャラが魅力的なのと、
    きちんとハッピーエンドにしてくれたとこはよかった。
    強火零崎推しなので、このまま人間シリーズ読みます。

  • 最終巻

    失ったものは多かった
    でもよく頑張ったね

  • 最終巻。巻を重ねるごとに戯言に慣れてきました。
    最初は戯言シリーズだけでいいかな?と思ってたんだけど、最強と零崎のにも手を出したくなりました。
    人類最悪、人類最強、人類最終と、もう分類大変だな。
    後日譚が好き。玖渚の件も回収した、かな。

  • もはや分類不能な作品となった戯れ言シリーズも最終巻。大団円の幕引きと、これまで失ってきた人々を思うとつらい。
    しかし、潤さんや、これまで協力してくれた全ての人と勝ち取ったフィナーレに満足する。西尾維新の真骨頂にして原点。ミステリから始まったはずのこのシリーズは見たことのないシリーズと相成った。

  • 再読。戯言シリーズ最終巻。これにて大団円のハッピーエンド。失ったものも無くしたものも多いけれどそれでも「めでたしめでたし」で終わる物語。それにしてもこの時の潤さんは本当かっこいいよなぁ…。最強シリーズの潤さんも味があってそれはそれでいいんだけれど、やっぱりこの戯言シリーズの潤さんのかっこよさとは比べられない。昔読んだ時も「いーちゃん、頑張ったね」って気持ちになったけど今回も同じく「いーちゃん、頑張ったね」で終われる話だったと思う。

  • 2020/10/26

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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