迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2961
レビュー : 286
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062763974

感想・レビュー・書評

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  • 文章ならではの仕掛けが施されていて、これは小説を読む人にしか味わえない感覚ですね。エピローグ前での犯人発覚した段階では、真ではないのかなとおぼろげには思いましたが、その真まではさすがに見抜けませんでした。タイトルのように、迷路を歩いてようやく辿り着いたゴール、スッキリしました。

  • 鮫嶋智生は宮垣の息子で、彼が4人に遺産を渡さないために殺したのだろうと予想しながら読んだけど、結果はハズれだった。犯人の意外な正体に騙された。小説でしかできない騙し方だと思う。

  • 綾辻行人の館シリーズは本当に面白い。すっかり騙された

  • 綾辻さんにハズレなし、と。

    館シリーズよんできていますが、これが一番良かった。
    館のトリックはもちろんだけど
    最後の最後まで騙されっぱなしで、
    本当の最後のあとがきまで読まなければいけない作品だったかと。
    誰も彼も疑いにかかり、そして全ての予想が裏切られる爽快感といったらないです。

    早く次も読みたくなりますが、ちょっと間を置きます…
    長年かけて、少しずつ、確実に
    綾辻作品を愛していこうという決意ですw

  • エピローグを読むまでは、勢いがあり面白いが、意外性に乏しく平坦な印象。でしたが、エピローグで起こるどんでん返しに持って行かれました。
    最後を読むまで、何が起こるか分からない。そんな推理小説の面白さが詰まっていると思います。
    今思えば、最初から最後まで錯覚していましたね。

  • 綾辻さんの館の殺人シリーズ3作目。作中作中作中作。序盤はいかにもなミステリの仕様にニヤニヤしながら「ここがこうなるのかな」とか「ここは謎に必要な描写かもしれない」とか考えていた。

    いままでの二巻では島田潔の存在感はここまで大きくなかったと思うのだがこの巻ではかなりあった。というか1巻の印象が弱かったのかな。
    でも彼が居るせいで容疑者から急に1人が消えてしまう。そういった意味で十角館の殺人のほうが巧妙であったかもしれない。作中で言われるようにミステリの中で突然の来訪者、闖入者は必須だが、最後にのこる人たちの中で確実にこいつは残るという安心感は結構邪魔だった。
    孤島の館ミステリはやっぱり犯人以外全滅若しくは全滅が面白い気がする。今回は殺人がいっぺんに行われることも合って殺される恐怖感と冗長になる危機感の感じは現されなかった気がする。
    ある意味でよく出来すぎていて”わかる”トリックと話だった気がする。ある意味の唐突さや理解できなさは全くなく、ある意味でそれはいいことだが個人的にはやっぱり自分たちのリアルではない奇ももう少し見たかった。

  • お前か!
    さっくりあっさり騙された。

    館シリーズの中でいちばん好きだな。

  • ……ってお前かよ‼

    最後の最後の最後に笑ってしまった。これはすごい。完全にやられた。

  • 迷路を思わせるとか、迷路に感じる心理的効果をほどこした館だと思ったら、想像以上にれっきとした迷路で、「掃除とかどうすんだよ・・・」とか考えてしまった自分がイヤ。

  • 館シリーズ3作目。毎回凝った設定の中で、今回はこうきたかー・・と。
    途中でこれは見立てが逆なのでは?ってことには気づいたけど、まさかその後の展開のどんでん返しに次ぐどんでん返しはもうなんかお腹イッパイでしたw
    犯人は誰なのか、そして作者は誰なのか・・という二重の謎解きは、今読んでも新しい感じがした。
    館シリーズ読破を改めて誓った一作でした。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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