一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ- (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062764070

感想・レビュー・書評

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  • 自分語りの語り口で進む文章に段々と馴れてきた。中高生にはすごく読みやすいんだろうな。

    努力して、速くなって、速くなればより強い人たちと走れて…青春っていいなぁとじんわり感じた。
    陸上ってひとりで走るようでいて違うんだなぁ。どんなスポーツでも仲間って凄く大事で支えになるもの。

    春高のみんなの成長を楽しみにしながら三巻へ☆

  •  守屋さん達が引退します。

     連のリレーに対する思いが、少し吐露される場面が

    印象的でした。

    • ねこむすめさん
      同じ本のレビューでコメントいただき、ありがとうございます!
      先輩の引退シーン、本当に泣けますよね・・・
      連も単なる天才肌じゃなく、ほんと...
      同じ本のレビューでコメントいただき、ありがとうございます!
      先輩の引退シーン、本当に泣けますよね・・・
      連も単なる天才肌じゃなく、ほんといい子でほっこりしました♪
      2010/02/25
  • みっちゃんが発する言葉全部いいなあ
    レースのシーンは本当に走ってるみたいに
    のめりこんで鼓動が早くなる手汗かく

  • 守屋さんのために意地でも走りたかった連、意地でも怪我はさせない三輪先生、部長となり初デート(?)を終えた若菜への思いに悶える新ニ。それぞれの思いが痛いほど伝わり、表情や場面が想像できた。健ちゃんのトラブルから一気に読んだ。スポーツに携わる者の嬉しさや悔しさ、もどかしさ。

  • 第2部「ヨウイ」では、新二は2年生になり、心身ともにどんどん成長していき、やがて守谷先輩から部長のバトンを受け取る。

    どんどん春高陸上部に思い入れが強くなっていくのを感じる。主人公たちと一緒に走っている気分になったり、試合ではドキドキで応援している自分がいる。仲間との友情、素敵な先生、ライバル、家族の存在、そして爽やかな恋!眩しい青春で気持ち良く、時には泣きそうになる。
    健ちゃんの怪我はショック…

  • シリーズ第2巻。

    気軽に読めるスポーツ青春物語。私も陸上をやっていたので、高校生の頃を思い出しながら読めて、それがまた楽しい。

    3巻も楽しみ。

  • 再読。
    春野台高校陸上部、新ニと連の物語は続く。
    冬季のオフシーズンを経て、二年生のインターハイ予選、ケガ、三年生の引退、夏休みのBBQ、アクシデント。アスリートが歩む道は、決して平坦ではなく、それを乗り越えられた者だけが見える景色がある。
    いろいろあったけど、新ニも連も少しずつ成長してる。
    陸上競技の描写も丁寧です(自分は中学のときしか陸上やってませんが(笑))。

  • あらすじ
    サッカー一家に育った少年が、高校入学を機に陸上部に転向。 風変わりだが、抜群の才能を持つ親友や、走ることにひたすら熱い友人らとともに駆け抜ける、まさに風のような青春ストーリー。
    感想
    読んででどんどん頁が捲れ
    青春って良いな〜とつくづく感じた小説でした。

  • この本を読んでると部活っていいなぁと思える。



    もし、
    あんな天才が身近に居たら、
    私だったら耐えられないだろうなぁと思う。

    だから、
    ほんとに
    めげずに努力しまくる真一はすげぇって
    改めて感じた。


    健ちゃんと新一の関係って凄くあこがれる。
    最高にいい兄弟だなぁ
    だからこそ、
    事故の件はキツかった、
    早く復帰してほしいと心から思う。

  • 3部作の2作目、あっさり読めるのは変わらないが、情景が浮かびやすい描写で、楽しい時は思わず笑い声が出てしまい、悲しい時は涙が出てウルウルしてしまう。
    いつの間にか陸上がなくてはならなくなった新二と輝かしい未来が一瞬で消えた健一とのやり取りは、どちらの気持ちも分かるがゆえに苦しい。
    さて、3部目でどんな結末を迎えるのか、楽しみだ。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。1989年、「サマータイムで」月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で98年、産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、99年に路傍の石文学賞を受賞。ほかの著書に『しゃべれども しゃべれども』『神様がくれた指』『黄色い目の魚』日本代表リレーチームを描くノンフィクション『夏から夏へ』などがある。http://www009.upp.sonet.ne.jp/umigarasuto/

「2009年 『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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