どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1220
感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062764186

作品紹介・あらすじ

西之園家のキッチンでは、ディナの準備が着々と進んでいる。ゲストは犀川、喜多、大御坊、木原。晩餐の席で木原に続き、大御坊の不思議な体験が語られた。その謎を解いたのは-(表題作)。ほかに「ぶるぶる人形にうってつけの夜」「誰もいなくなった」など、長編シリーズのキャラクタが活躍する8編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 以前に読んだ作品が重複しておりました。
    ちょっと損した気分でしたが、作者のセレクトならばと読んだところ、全て各シリーズの方が出ている短編集でしたので、満足出来ました。
    ファンにはたまらないのでは。


    西之園家のキッチンでは、ディナの準備が着々と進んでいる。ゲストは犀川、喜多、大御坊、木原。晩餐の席で木原に続き、大御坊の不思議な体験が語られた。その謎を解いたのは――(表題作)。ほかに「ぶるぶる人形にうってつけの夜」「誰もいなくなった」など、長編シリーズのキャラクタが活躍する8編を収録。(講談社文庫)

  • 美しい構成。
    読み終わってからの余韻。
    何度も読みたくなる一冊でした。

  • 短編集 いろんなシリーズの人が出てきて、時系列って気が付かないほど、乱れている感じがしてしまった… ちょっと謎が解けたりして、こういうの楽しい。 あぁ、とても森作品が好きなのに、 キャラクタに難がありすぎる

  • 正当な評価ではないと自分でも思うんだけど、予備知識の必要なところがそこそこあって、結果として消化不良な部分もそれなりに出ちゃったため。

    それぞれの短編ですっと理解できるものもそうでないものもあるというのはごくごく当然として、シリーズや物語の中での時系列といったその本に載っている「本編」とは違う本編を知っている人とそれを知らない人では、行間を読める度合いに大きな差が出るだろう。自分は正直お手上げだった(笑)

    刊行順にじゃない読み方をしっかり意識しておかないと正しい楽しみ方ができないんだなぁと改めて思った。

  • こちらも大量に被りあり、、、一言注意書き入れて欲しかった

  • 今までの短編集のいいとこどりした短編集。どの話も一回以上は読んだ事のある話だったけれど何回読んでも面白い。「いつ入れ替わった?」の犀川先生と萌絵ちゃん二人とも可愛いたまらん。

  • 何れの物語も短編集に入っていたもの。それをS&M, V, Gシリーズだけ抜粋して一冊にまとめたもの。
    既に短編集で読んではいたけれど,読むべき順番に並んでいることでスムーズに入ってきた。お得な一冊であること間違いなし。この3つのシリーズが大好き過ぎると改めて感じた。

  • 他の短編集に掲載されていたシリーズもの(S&M、V、G)だけを抽出してまとめたものです。
    再構成したことにより、最初と最後の物語の繋がりが鮮やかになっています。

  • 読み終わった、と思ったけど、また最初を読み返さないと終われない。

  • 読んだことあるやつだーってがっかりしてたけど、最後まで読んで、この流れと、題名と、うわー!!!って感じ。すごいな。
    キャラクターの時代がごっちゃになってたけどスッキリしたー。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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