- 講談社 (2009年8月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784062764292
作品紹介・あらすじ
あきらめてしまうのか? NO.6の治安局員に連行された沙布を救い出すため、矯正施設の内部への潜入に成功した紫苑とネズミだったが、そこには想像を絶することが待ち受けていた。まるで地獄。くじけそうになる紫苑……その一方で、沙布には妖しげな魔の手が刻一刻と伸び始める。彼らの未来はいったい? (講談社文庫)
本当の地獄も知らずにその言葉を使うな。ここが「地獄」だ。
矯正施設へ潜入――そこは――死ぬことすらありがたく感じられる場所
「自分と闘ってくれ」それは、まさに哀願だった。
あきらめてしまうのか?NO.6の治安局員に連行された沙布を救い出すため、矯正施設の内部への潜入に成功した紫苑とネズミだったが、そこには想像を絶することが待ち受けていた。まるで地獄。くじけそうになる紫苑……その一方で、沙布には妖しげな魔の手が刻一刻と伸び始める。彼らの未来はいったい。
感想・レビュー・書評
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矯正施設に潜入。
やっと物語が動き出した感じ。
紫苑、ネズミ、イヌカシ、力河、沙布、火藍、それぞれのストーリーがそれぞれ進んでいる。
どうやって、1つになるのか楽しみ。
そしてラストに新メンバー登場?ネズミとの関係は?面白くなってきた!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“本当の地獄も知らずに その言葉を使うな。
ここが本当の「地獄」だ。“
帯に書いてある通り、地獄だった。怖すぎて逃げたくて、夢にも出てきてしまった…中々進まなかった…。 -
3.0
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地獄を写した巻。
紫苑の狂気に対し、ネズミと同じように戦ってくれ、と願わずにいられません。 -
アウシュビッツに突入、読み続けるのが苦しい。
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文字で読んでても、残忍すぎる。
でも、ネズミと紫苑の空気感は変わらずだった。 -
2023/03/24
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あさのあつこ氏のSF小説【NO.6】第五巻。攫われた友達を救出すべく、紫苑とネズミは治安局の矯正施設へ乗り込む。果たして救出出来るのか。先が気になりすぎる。
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9巻にて
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★4.5
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最強……
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この巻から本格的に物語が動いた感じがする。子供を押し付けられたイヌカシが不憫だと思った。もし紫苑に出会う前位のイヌカシなら、絶対赤ん坊なんて押し付けられたとしても面倒なんて見なかったんだろうなと思う。他にも矯正施設の内部の洞窟に住んでいる老やサソリなど、彼等が何者か気になる。続きが早く読みたい。
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続く
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1ヴェニスの商人
2ニュルンベルク・インタビュー レオン・ゴールデンソーン
3ペルシア神話 ジョン・R・ヒネルズ
4狂人日記
著者プロフィール
あさのあつこの作品
