獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
4.47
  • (1138)
  • (658)
  • (186)
  • (5)
  • (5)
本棚登録 : 5041
レビュー : 491
  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062764476

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • エリンがリランをただ助けたいという純粋な想いが、否応なしに政治へと巻き込まれていく最中、それでも凜と自分らしくあり続けようとした強さを感じました。
    どれだけ心を通わせたように感じても所詮、獣は獣。
    本能に突き動かされてしまえば、簡単にエリンであろうと傷つけてしまうリラン。
    傷つけられ、どうあっても相手は獣でしかないと思い知らされたのに、それでも怯えながらも手を伸ばし続け、絆を築き上げてきたエリンだからこそ、最後のリランが見せた行動に涙が。
    その瞬間があるからこそ、思う気持ちは止められないのだろう。
    次巻が楽しみ。

  • リランが飛ぶところがよかった。
    王獣や闘蛇は核のメタファーに思える。

  • リランと心を通わせ、彼女が飛べるようになったり子を産んだところまでは良かったけれど、エリンはどんどん政権争いに巻き込まれていく。ダミヤは最初から割と気に食わなくて、黒幕オーラバリバリだったけど、野望が阻止されて一安心。イアル強い。
    ラスト、リランがエリンを助けに戻ってきたシーンが本当に良かった。エリンの手を食ったけど、それでも通い合うなにかがあったんだな…うう。それと親戚(祖母)との決別シーンはしんどかった。
    あと最初はキツいバb…お姉さまだと思っていたエサル、大好きになりました。王獣や闘蛇がのんびり暮らせる世の中が続くといいな。

  • 続きが気になって一気に読んでしまいました。エリンが王獣リランとの交流で喜びと悲しみと痛みを経験し、悩みながらも道を選んでいく様は、私にはとても出来ないくらい決意が固いもので、凄いとかそんな簡単なものでは表現できないですね。二巻で当初完結だったものが、続きがあるとの事なので、楽しみです。

  • とても面白かった。
    なかなかない作品ですね。
    一気に引き込まれました。
    ファンタジーとしては、最上位ではないでしょうか?人物描写もとてもよく、魅力的にかかけれています。
    次巻も楽しみです。

  • 学生になったエリンは王獣と心を交わす、それは禁じられた行為だったがエリンは突き進み、最後に王獣の強さと怖さを知る。王獣強すぎるだろう。

  • 闘蛇編〜王獣編読了。
    物語は伏線を回収しながらだいたい想定通りに進んでいく。
    あとがきにもあるが、「その後どうなったのか」を書かず、読者に想像させる終わり方がわりと好き。

  • 分かりやすい素直な文章でさくさく読めてしまうのが逆にもったいなくて、意識してゆっくり味わった。古くから正しいと言われていることでも、自分でその意味を考え納得できねば従わないエリンの意志の強さに胸を打たれる。人間どうしの争いに巻き込まれ深く傷つきながらも、一番大切なものを見失わずに貫く姿に心が震えた。

  • 王獣がエリンになつく…
    そんなことがあってよいのか。
    王獣を操るエリン。それを知る王。

    エリンの第2章が始まる。

  • 2016年10月23日に開催された全国大学ビブリオバトル2016~京都決戦~奈良・和歌山地区予選で発表された本です。

全491件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)のその他の作品

獣の奏者 II 王獣編 単行本 獣の奏者 II 王獣編 上橋菜穂子

上橋菜穂子の作品

ツイートする