獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 7973
感想 : 597
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062764476

作品紹介・あらすじ

カザルム学舎で獣ノ医術を学び始めたエリンは、傷ついた王獣の子リランに出会う。決して人に馴れない、また馴らしてはいけない聖なる獣・王獣と心を通わせあう術を見いだしてしまったエリンは、やがて王国の命運を左右する戦いに巻き込まれていく-。新たなる時代を刻む、日本ファンタジー界の金字塔。

感想・レビュー・書評

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  • 一貫して、獣はそして人はどう在るべきか、一つの考え方を示してくれる。そのメッセージを、これ程魅力的なストーリーに乗せられる作者にただ脱帽です。

  • ただ、ただ、よかった!
    物語の流れは、だいたい、わかっていたが!
    獣と人間の関係性❗
    読む手が止まらない
    おすすめの作品

  • シリーズ2作目。素晴らしいです。

  • 自分が思うファンタジーは、明るくてドキドキワクワクする物語。このシリーズは、テーマが重くて読むのを少し躊躇ってしまう作品ですが、数ページ読むと、先の展開が非常に気になって読まずにはいられない、不思議な魅力を持った異世界ファンタジーです❗

    王獣や闘蛇という現実には存在しない生き物を登場させながらも、リアルな描写は読者に何かを感じさせる大人向けの作品となっています♫

    読書の楽しさを改めて教えてくれる素敵な一冊です❗

  • まだ続く。エリンが少女から大人へ

  • 号泣!私の心のなかにエリンたちが生きている。この物語りを世に生み出してくださりありがとうございますという気持ちでいっぱいです。

  • 1巻を読んでからずいぶん空いてしまったけど、漫画で空白を取り返したから無問題。いとけない少年・少女(今回の場合は少女)が、その純真さゆえ、望まない大きな権力争いに飲み込まれていくという結構は、著者の手にかかるとやっぱり天下一品。ここで一旦閉じた物語が、更に広がっていく事実ももう知っているし、そちらも当然読みたい訳だけど、今はとりあえずの余韻に浸りたい。

  • 面白かった。

  • 一旦の完結。後半から物語がシリアスになります。国の中の争い、生き物を戦いの道具にすることの葛藤。登場人物も増え少し話がややこしくなりますね。
    ただ文句なしに面白かった。一気に読めます。

  • 王獣のリラン可愛いかった。古本屋さんでこの本と出会いました。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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