獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062764476

感想・レビュー・書評

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  • 悪役が雑。前半の盛り上がりに対して後半盛り下がったけどな~。評価高いな~。

  • 1巻に引き続き暗いままに進んで行って、最後なんとか光明が見えたか、という感じ。
    外伝とかまで読む気はしない感じでした。

  • 獣を操ることのできる一族の血をひいた、一族の知識を持たない娘が、自分の力で、一国を左右する力を持つ獣と心を通じ合わせ、大きな時代の渦に巻き込まれていくという話。冒険もしないし、主人公が魔法を使えるわけでもない、ファンタジーとしては、独特な世界観と、主人公の設定。そして、背景にある、国の対立と、それと正反対の、異種族間で心を通じ合わせる、という二つの柱。ファンタジーというより、人間がいる限り繰り返されるであろう争いと、希望といった、深いテーマの物語。巧妙に張られた伏線がほどけていき、結末は涙。

著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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