空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 793
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062764520

感想・レビュー・書評

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  • ここに描かれている事件は実際にあったときの記憶が残っている。
    大企業の論理の前に危機的状況に陥るが、自分(会社)の正義を曲げずに立ち向かっていくところは沈まぬ太陽に近いところがある。

    続編が楽しみ。

  • 面白いは面白いのだが、なんとなくだれて最後まで読めなかった。
    こういうリアルな話は現実で十分。

  • これを知る前に読んだ池井戸さんの下町ロケットは衝撃的におもしろかった。その作者なのだからという期待のせいか、上巻を読んだがいまひとつスッキリしない。下巻を盛り上げるための伏線ばかり組んでるのがみえみえで素直に楽しめなかった。まぁ下巻でどんでん返しスッキリするのだろうと思いつつ、よくここまでドン底を描けるなと。読んでて暗くなりました。下巻に期待です。

  • この著者よく棚積みされているけど、ずっと井戸田潤だと思って買っていなかった。(笑)

    何年前になるのかリコール問題と腐った大企業の権力闘争が話の軸。確かにタイヤが外れて大事故になった事件があった記憶がある。

    上下巻に分かれるほどのストーリーなのかわからない。
    最後の数枚で、正直「まだ1/2あるの?」って思った。
    まだ下巻は注文もしていない。
    今度本屋によったら買おうと思うけど。

  • ヒーローのいない群像劇とはうまく言ったものだと思いました。
    企業にとってコンプライアンスは諸刃の剣か。

著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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