- Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062764919
感想・レビュー・書評
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西尾維新作品で唯一人に勧められる。やっぱり読み手は選ぶけど、ライトな新本格ミステリとしてハマれる。本文で謎解き前にヒントとして叙述トリックを匂わされたから、謎解きを考えて、それでも騙された。
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これはいい!!
トリプルプレイ助悪郎が好き。
純粋な(?)、というより一昔前はミステリって言ったらこういうジャンルだった、というような、名探偵と犯人、的なミステリ小説はあまり見ないけれど。これは面白かった。
ぶっちゃけミステリなら、戯言シリーズ序盤みたいにキャラを売りに使うような(キャラが物語で大きな比重を担いすぎる)ものは、そこまで好きではない。
でも、誰が誰かわからないような本は、読みたくない。読みにくい、面倒くさい。
かといって、昔のものは時代が違いすぎて、読みにくかったりする。昔のミステリが読みたくなった。
西尾維新の技量かなー。言葉遊びもいつも通りおもしろい。
ダブルダウン勘繰郎も、普通にカッコよかったし、おもしろかった。 -
ミステリとして見れば、ダブルダウンは反則、トリプルプレイは反則気味。トリプルプレイは二葉に関しては読めましたが、読者への挑戦での予告と同じくらいの理解までしかできませんでした。話の流れは面白く、楽しんで読めました。
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西尾維新にはなんていうか特にミステリー要素はいらないと思う。
というわけで助悪郎より勘繰郎のがよかった。
かっこええ。 -
短編が2編というより2作品が一冊に。
2作目がいい。
矛盾をフェアな視点で遊ばせたミステリ。
このトリックはきらいじゃない。
思った以上に本格ミステリだった。 -
2010.11.2
久しぶりに本を読み進める手が止まらなかった。ダブルダウンは読み終わってすっきりしたけど、トリプルプレイは嫌な気持ちになった。百足の最悪さは狐さんを彷彿させる。性別トリックに続き叙述トリックにもまんまと騙されました。トリプルプレイは注意して読んでたはずなのになぁ…。勘繰郎は未だに男の子な感じが否めない。 -
見事に騙されたわけで。
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勘繰郎の饒舌体が好い。
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日本探偵倶楽部の探偵と事件2つ。どちらも地の文に答えが隠されている。維新節で、展開も早い。私は、勘操郎の方が好きだ。