ハヅキさんのこと (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1084
レビュー : 117
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062765060

感想・レビュー・書評

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  • 10ページ程度の短い話をよせあつめた一冊。

    雑誌に一話掲載されているのを読むなら楽しめる気がするけど、
    こうも似たようなものを並べられると食傷気味。
    川上弘美さんが大して好きじゃないからか、読んでて心地よくもなく、ただ中途半端なブツ切れ感が残った。

    『ストライク』と『グッピー』が中でもよかった、気がする。

    相性良くないかな。

  • おいしい日本酒とおつまみが食べたくなります♪

  • するするーっと飲み込める文章をかく作家さんだなあと。漢字とひらがなの配分がちょうど良い。
    で、ツルツル飲んでたら何か喉に引っかかるんですよね。『センセイの鞄』では「卸し金」だった。意識に直接とびこんでくる表現の力。印象深い一文。

    妹の家に行くと川上弘美ばっかり二十冊ほど並んでるから、制覇したくなる。しばらくこっちにいようか。

  • 解説にもあった通り、一話一話の余韻が魅力的だ。
    じわっと来る。

  • 1編につき7ページ程度のショートストーリー20数編の短編集。どれもそれなりに面白く、ときどきハッとさせられますが、個人的にはこの人の書くものは普通の男女の恋愛ものより、女同士の話のほうが面白い気がする(長編の場合もしかり)。この本の収録作だと、タイトル作も含めいずれも女性同士の話の『琺瑯』『吸う』なんかが好きでした。

  • 「ほんとはね、あんな男それほど好きじゃなかった」
    「好きじゃないのにどうして好きなつもりになってたの」
    「むこうがこちらのこと好きになってくれないから」
    「ばかばかしい」
    「ばかばかしいけどほんとだもん」

    「不幸な恋愛」が終わったばかりのハヅキさんとわたし。したたかに酔っ払って気がつくと、ラブホテルのベッドの上。
    きちんとコートを着たまま、ってとこが川上さんらしいなぁ。

    いいなって話と、んー?って話が入り交じったエッセイ風の短編集。

  • どのお話も、切ないにおいがする。
    それでも悲しみに溺れるわけでもなく
    かといってガハハと笑い飛ばすわけでもない。

    微妙な心持を絶妙に言葉に漂わせている素敵な短編集です。

  • 短編集。さらりとしていて、体調が良い時、というか、気持ちに余裕がある時でなければ読み流してしまう。
    あとでもう一度。

  • 短短編集。出会いたくなる。

  • 掌編集。一つ一つは短すぎて。
    表現力に乏しい私には、何が面白いのか説明できないのだけど...何か面白い。若い頃には理解どころか、感じる事もできなかっただろうけど。
    描写が綺麗なのかな?言葉のセレクトが好みかな。
    登場人物の多様さは魅力。全くドンピシャと共感するわけでも無いし、憧れるほど素敵なわけでもないんだけど。だからこそのリアルかなあ。
    しかし、こういう本って男の人でも面白く読めるんだろうか?

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著者プロフィール

川上 弘美(かわかみ・ひろみ)
1958年生まれ。96年「蛇を踏む」で芥川賞、99年『神様』でドゥマゴ文学賞と紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞と女流文学賞、01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨、15年『水声』で読売文学賞を受賞。ほかの作品に『風花』『どこから行っても遠い町』『神様2011』『七夜物語』『なめらかで熱くて甘苦しくて』『水声』などがある。2016年本作で第44回泉鏡花文学賞を受賞した。


「2019年 『大きな鳥にさらわれないよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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