- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062765084
作品紹介・あらすじ
もう1人の“山の民”か?真田、悩む!
その男は武術の達人にしてたちまち宗教団体のカリスマに。そして……、新人類委員会はどう動く!?
山の民――。特殊防諜班・真田は、誇り高きその血を受け継いでいた。雷光教団を急速に掌握した、2代目夢妙斎と名乗る男を探る真田は、彼の技に同族の印を見出す。一方、モサドのザミルは中東戦争阻止に忙殺。だが芳賀一族抹殺の新たな陰謀がまた動き出していた。
『新人類戦線 失われた神々の戦士』改題。
※この作品は1988年12月天山出版より刊行された『失われた神々の戦士』(新人類戦線シリーズ)を改題したものです。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
特殊防諜班シリーズ5作目。
今回の敵は2代目東田夢妙斎。1作目に出てきた雷光教団がここに来て再登場。夢妙斎が自分と同じ「山の民」かもしれない、、、ということで、珍しく真田が取り込まれそうになるのが新鮮。 -
既読本。記録のため登録
-
第一話の伏線回収と新たな 面倒くさい敵登場!
真田さんのちょっとした優しさが 二代目夢妙斎を…次が楽しみです。
恵理さんがどんどん強くなるね。
それと、いつも思うけど…指令コードがダサい〜 -
<快>
10連休だった夏休みが終わって会社事務所へ出勤の生活に戻った。昼休み時間の読書の習慣を再開。本書はこの昼休み食後FreeTimeの約20分間でなんと40ページも読み進められる。普通は速くても1分で1ページだ。本書の文章が簡潔で解り易いのでストーリーが頭の中にスバヤク入って来て進んで行くのだ。もちろん面白いストーリーでないと駄目なのだが,読みづらいと面白いかどうかの前に挫折しそうになる。
初めて手に取る読者にも分かる様に登場人物その他諸々の説明をする簡単な文章を必ず入れている。これが1巻から順に連続して読んでいる人(僕の事です)にも,そう目障りにはならない。毎回ほぼ同じことを書いているのだが何故か毎回ちゃんと読んでいる。習い性とはこういう事を言うのかも知れないw。
とても面白いエピソードになりそうなので本文から少し引いて書く。本文138ページから。 『政権が交代するたびに,新総理大臣は,密かに,必ず芳賀舎念のもとを訪れるという。芳賀舎念亡きあとは,その習慣はそのまま消え去って行くようになるのだろうか?そのとき恵理は何をしているのだろうか?』 これが初版として世に出たのは1988年。そして今現在は2021年。つまりは33年が過ぎているということ。芳賀舎念は既に亡くなっていて芳賀恵理はたぶん50歳を超えているだろう。菅直人首相も恵理のところに挨拶に行ったのだろうか。彼が引退したら僕のあらゆる伝を頼って訊いてみることにする。たぶん届かないだろうけどが。あ,ホラね,すまぬ。 -
スパイなのにザミルとは良い関係ですね。
-
毎回決められる作戦名が密かに楽しみ。
次回に続く…的な終り方だったのでちょっとスッキリしないけれど面白かった。
新たな山の民より何より、ザミルが水戸黄門を知ってたのが一番の驚愕ポイント! -
山の民出てきたね。今回はそれほど複雑に戦わず。
少しもの足りず -
新しい山の民登場!しかし傭兵経験のある敵だった
しかも、一連の事件の発端となる雷光教団の始祖の後を継ぐものとして!