QED ~ventus~ 御霊将門 (講談社文庫)

  • 講談社 (2009年11月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (390ページ) / ISBN・EAN: 9784062765114

作品紹介・あらすじ

靖國神社を皮切りに、築土神社、神田明神、首塚、兜神社、烏森神社、稲荷鬼王神社、鎧神社、さらには成田山新勝寺へ。お花見に出かけたはずの棚旗姉妹と桑原崇だったが、いつしか将門ゆかりの地を巡る小旅行に。日本を代表する大怨霊、将門の真の姿とは、朝廷からの理不尽な要求をはね除けた救世主だった!? (講談社文庫)


靖國神社を皮切りに、築土神社、神田明神、首塚、兜(かぶと)神社、烏森神社、稲荷鬼王神社、鎧神社、さらには成田山新勝寺へ
。お花見に出かけたはずの棚旗姉妹と桑原崇だったが、いつしか将門ゆかりの地を巡る小旅行に。日本を代表する大怨霊、将門の真の姿とは、朝廷からの理不尽な要求をはね除けた救世主だった!?

みんなの感想まとめ

歴史と神話が交錯する神社巡りの旅が描かれており、特に平将門に焦点を当てた内容が魅力的です。登場人物たちが、お花見の予定から将門ゆかりの地を巡る小旅行へと変わる様子は、予想外の展開を楽しませてくれます。...

感想・レビュー・書評

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  • 怨霊にされた将門の真実。

  • 茨城県に住んでいたことがあるので、平将門は割とよく聞く歴史上の人物ではあったけれど、東京で聞く祟り神としての将門と、地元で愛される将門像のずれの理由はそういうことだったのかと納得する部分が多かった。
    坂東市(当時は岩井市)にある茨城県自然博物館にはよく行ったけれど、その周辺に史跡が多く残されているとは全然知らなかった。
    よくお土産に頂いていた「将門せんべい」(めっちゃ美味)が、要するに地元に愛されるヒーローである証拠のようなものなのね。

    とはいえ、今回はまた事件が起きてはいなくて、延々将門に関する蘊蓄が続くのにはちょっとうんざり。
    蘊蓄とミステリのバランスは大事だ。
    次の作品で、今回再び登場の神山(みわやま)禮子が、また何らかの事件に巻き込まれるっぽい。

  • 前回まではやっとこさついてきていた神社巡り。今回は新しい神様も出てきてしかも、それは同じ神様だという。もう全然ついていけない。

    流し読みをしてしまったので、また全巻読んだら読み直しをしよう。

  • QEDシリーズ11作目

    平将門の史跡巡りの1冊

    相変わらず勉強になります!!(笑)

  • 以前少し気にしたことがある。「『月』を詠んだ歌は枚挙に暇ないが、同じ平安の夜空を彩ったはずの『星』について詠んだ歌はほとんど聞いたことがない。なぜだろう」
    本書を読んで思いがけずその回答を得た気がする。
    曰く、『星』は不吉のものと考えられていたとか。
    その詳細については正直納得するほどの説明はなかったが、取っ掛かりが掴めたのは嬉しい。

  • 靖国神社を皮切りに、築土神社、神田明神、首塚・兜神社、烏森神社、稲荷鬼王神社、鎧神社、さらには成田山新勝寺へ。お花見に出かけたはずの棚旗姉妹と桑原崇だったが、いつしか将門ゆかりの地を巡る小旅行に。日本を代表する大怨霊、将門の真の姿とは、朝廷からの理不尽な要求をはね除けた救世主だった!?シリーズ第12弾。

  • 事件が起きないで、ほぼ全部歴史巡り旅だと、私はちと辛い。
    結局あまり頭に残らず。

  • 日本三大怨霊の一人:平将門についての騙りを明かす。将門は悪者なのか。いや、権力に立ち向かう勇者だったのかもしれない。


     ※ 今回、殺しは起きません。


    ______
    p66 藤原に逆らう
     日本三大悪党は弓削道鏡、平将門、足利尊氏。彼ら三人は「藤原氏」に逆らったから悪党になったのである。
     弓削道鏡は藤原氏を差し置いて称徳天皇の君側の奸となった。将門は荘園を解放して回って、つまり平安貴族の財産を奪ったから。足利尊氏は、、、後醍醐天皇に逆らったんだけど、その頃もこっそり藤原権力は残っていた。後醍醐天皇の正室、側室は藤原家の女だらけだった。明治まで九条家とか鷹司家とか残ってたんだから、そりゃあ当時も藤原ギラギラだっただろう。

    p69 神田
     東京の神田は、将門の地、下総国猿島郡(茨城県岩井市)にある神田山(カドヤマ)から来ていると言われる。この神田山も、将門の胴体を埋葬した地と言うことから「からだ山」と呼ばれ、そこから来ているという。
     茨城には山はあまりないが、そこで言う山は「林」のことを言うらしい。

    p72 かんだ
     「かんだ」という言葉は「かぬち」「がんち」という言葉から来ているという言われる。鍛冶のことである。また鎌倉権五郎景政を詠った歌にも片目(カンダ)という読みで登場している。ということは…片目の…。
     そう、将門は製鉄民族だったことを表している、

    p106 かぶと
     日本橋兜町にある兜神社、そこには兜岩と言うものがある。その由来には諸説あり、源義家が戦勝祈願で兜を埋めたとか、この岩にかけたとか、俵藤太秀郷(藤原秀郷)が将門を討ち取ってその首を持ち帰る際、兜をここに埋めたから、という三種類がある。

    p120 鬼はうち、福は内
     稲荷鬼王神社(東京新宿歌舞伎町)と言う場所では二月の豆まきでは「鬼は内、福は内」という掛け声で豆をまく。平将門が幼名を「鬼王丸」「外都鬼王」だったところから取ったともいわれる。この神社では鬼を崇拝しているということか。つまり、将門を崇拝しているということか。

    p127 熱田神宮の近くにある
     名古屋の熱田神宮の近くにある社宮司社という神社。熱田神宮の南西、国道一号線を渡った住宅街にあるという。「熱田之記」には将門を祀る神社として「三狐」とかいてしゃぐじと読むと書かれている。しゃぐじとは、古くからの土着神とされるが、石にされてしまった神様とされるらしい。諏訪のミシャグチ神もそんな名前だし、、、近所の石神井もシャクジイだな、、、

    p135 従類
     江戸以前の武士はただの荒くれ者。戦国時代から権威を手に入れるようになって江戸時代に貴族のようになったから気品を持ったが、それ以前は野蛮人でしかない。
     当然武士なんて呼ばれず、「従類」や「伴類」と呼ばれた。従類は側近として武将に従ってお供する親衛隊。伴類は農民とかから徴収された人員で、戦況悪化になったら逃げだすような間に合わせの部隊である。
     中世以前の武士は自ら前線に立って、勇猛果敢に戦ったと言うが、伴類ではまともに戦わないからである。
     だからこそ、武士は哲学があって、カッコいいのだ。

    p144 謀反と謀叛
     むほんには二種類ある。「謀反」は国家転覆の反乱を意味して、「謀叛」は君主や政府に対する叛逆を意味する。

    p150 氏神
     みんなが氏神を欲しがった構図。まず、藤原氏が氏神として春日神社を祀った。臣籍降下によって興った源氏系の家系がそれに対抗するように、氏神を八幡大菩薩にして祀った。さらにそれに対抗するように、平氏が厳島明神を氏神にして祀った。

    p153 幸田露伴
     幸田露伴は将門のことを「将門は浮世絵に描かれたような人間に非ず。非常にやさしい人間だった。」的なことを言っている。

    p182 椿山荘
     椿山荘は山県有朋が明治維新のどさくさに紛れてきな臭い手を使って手に入れたらしい。有朋が死んでその土地の登記が明らかになると「山林」登録されていて、脱税が行われていたことが発覚した。
     権力者のやることなんて、そんなもん。昔の貴族の荘園でやられていたことも、こんなもん。

    p193 野馬追
     福島県相馬市で行われる行事。将門が始めた神事とされ、野に放された馬を追い立てることで自分の成る騎馬の操舵を上達させる軍事訓練から発展したと言われる。

    p225 戦のキッカケ
     将門が蜂起した理由は、将門が検非違使の尉になりたがったのを受け入れてもらえなかったから叛逆したという謂れがある。この尉というのは今でいう警察署長くらいである。その程度で国家権力に歯向かうとか…
     将門の戦のきっかけはさしずめ、①貴族たちが自分たちの失政(荘園の悪用から反乱軍を産んだ)を糊塗するため。将門の反乱を流布させず、事態の拡大を防ごうと思った。②将門が器の小さい男だと世間に思わせるため。
     と言うように捏造されたのだろう。

    p230 鳥居
     國王神社に行った奈々はその鳥居が「両部鳥居」ということがすぐわかったという。神仏混淆の神社によくある鳥居だという。ここにも将門が祀られている。

    p239 米
     将門は「米噛み」を流れ矢で貫かれて死んだ。この米噛みにも語りが隠されている。
     将門軍の大半は半農の軍勢である。だから、たいてい戦争は休耕期に行われるのが普通だった。しかし、秀郷らは農繁期を敢えて狙ったと考えられる。だから将門は少ない軍勢で戦わなければならなかった。「米によって命を落とした」と言えるのである。

    p240 鬼は田の神
     昔から、田の神は春に山から下りてきて、秋に戻る…。という諺もあるらしい。鬼とは朝廷に反旗を翻す抵抗勢力で、半農の集団を率いた連中だということを言っているのだろう。

    p242 安倍晴明
     安倍晴明は将門の子:平将国だったという説。こういう伝説が生まれたのも、将門の死後、将国は常陸国信田郡に住んでいたと言われる、そして信田小太郎と名乗ったという。そして晴明は「信田の森の狐」と呼ばれていた。つながっている…。そして晴明の五芒星は晴明桔梗と呼ばれていた。その桔梗と言うのは将門の愛妾であった桔梗前からきているのかも…。つまり母親…?

    p253 桔梗
     桔梗の根は漢方薬になる。だから桔梗は薬としてよく育てられた。特に常陸と下総は一大産地だったというこの根を収穫するためには、根を太くするために花が咲いて栄養を取られないようにする。そう、あえて花を蕾のうちに切り落とすのである。
     将門は愛妾の桔梗前に対して次のような歌を贈っている「桔梗あれども花咲くな」これには、桔梗前が将門を裏切って秀郷に情報を流したから、「生かしておかじ」と言う意味が込められているというが、これは江戸時代に流行った物語の脚本だという。
     本当は、桔梗の花のように花を摘まれないようにしてほしいという想いが込められていた可能性もあるという。そうであれば、妻を想う良い夫であるなぁ、将門、と思われる。

    p260 明智光秀の嫁
     光秀の妻の辞世の句「はかなきを 誰か惜しまん 朝顔の 盛りを見せし 花もひと時」タタル曰く、ここに出る朝顔は桔梗の代替だろうという。そう解釈すると、明智の転嫁も本当に一瞬で終わったなぁという意味の歌になる。これは…説得力あるなぁ。
     桔梗と言う花はいわくがあるなぁ。

    p275 オハコ
     得意と言う意味のオハコという言葉は、歌舞伎から来ている。7代目市川団十郎が団十郎代々の得意技の中から18種を選択し、その台本を大事に箱にしまっていたということから来ているらしい。オハコものの得意演目、ということだろう。

    p298 墓荒し
     呪いを受けるのは誰かという問題。例えばエジプトのファラオの呪いを受けるのは誰かと言うと、ピラミッドから宝を盗む墓荒しと言うのがお決まりである。
     日本の将門の首塚に関わる呪いもこのようなのかと言うと、そうでもない。大正12年(1923)に大隈喜邦という工学博士が将門の墓を発掘して存在が判明した。しかし、実質墓荒しと同じことをした大熊博士は75歳まで長命を全うした。墓荒しへの呪いはどこ行った。
     しかし大正15年九月から次々に大蔵省から死人が出た。国会議事堂の建設に関わった人間である。この死は首塚の側にある大蔵省のビルの影響ではないかと戦慄させた。
     呪いの論理とは関係のない人間が死んでいる。これは呪いを悪用した他殺ではないのか!? 昭和の闇だなー。

    p313 成田山
     成田山新勝寺は将門の調伏の急先鋒を務めたと言われる。だから江戸っ子は成田山にお参りにはいかないという噂があった。

    p336 不動明王
     不動明王は平安末期に片目を瞑った様式の作品がたくさん作られた。天地眼といって、右目は見開いて天を睨み、左目は細めて地を睨む。それはつまり、将門が…不動明王!?
     成田山新勝寺の本尊は不動明王である。新勝寺は、やはり将門を崇拝しているということなのかな。新勝寺で豆まきは「福は内」だけである。鬼を蔑ろにすることはしないのである。将門のおひざ元で、調伏の筆頭に立ったけれど、心根では将門を慕っていたんだなー。

    p346 午(馬)と申(猿)
     厩とかによく猿の彫刻があったり、馬と猿がセットになることは多い。陰陽五行で言えば、馬は火、猿は金である。前に火と水の組み合わせで、家事を防ごうとしているとかいう間違いを聞いたことがあるが、そうじゃないということ。むむ(ーー;)
     庚申様という神様が居るが、タタラ場の神として祀られていたという。庚は金を表し、申も金を表す。それだけ猿は金なのである。

     火と金の組み合わせ。…タタラ場かな??そう、馬と猿がセットになっているのは製鉄民族の何かが関わっているのであるという。稲荷(鋳成り)の例祭は午のつく日に行われることが多いのも、無関係ではないだろう。


    _______


     Ventusは次なる作品のつなぎ、前説のための巻だから、そんなに面白くなかった。

     でも、歴史薀蓄は相変わらず。平将門は、みんな名前は知っているけれど詳しくは知らない。だからなんとなく悪いもの扱いされる。当時の朝廷の思うつぼヤワ。

     情報の印象操作は昔からあるっていう、事例だね。

  • 平将門にゆかりのある神社を巡ることが話の中心とした構成で個人的には読むのはなかなかつらかった。取材や文献での調べがしっかりしているのは分かるが事前の情報があまりわかっていないし登場人物の関係もこの本だけでは見えてこない部分があるのでシリーズの最初から読む方が良いかもしれない。

  • 図書館にて借りる。

  • 東京の人にとっては、将門といえば首塚だったりするのかなぁ、と、ぼんやり思った。そういえば、帝都物語なんかもそんな扱いだよなとも思う。
    ボクのイメージは、大河ドラマの「風と雲と虹と」で、桓武平氏として高貴な血筋でありながら、田舎育ちの無骨者。都に行っても貴族社会に居場所はなく、親類縁者には騙され、でも民衆には慕われて、という感じ。ドラマ冒頭、将門が負けたことを信じられない庶民の耳に、駿馬の駆ける音が聞こえるというシーンが感動的だし、草刈正雄の怪しさも光ってた。珍しく、このシリーズにしては、ボクが以前からイメージしている将門像を補強する感じだったので、なんだか拍子抜け。

  • ”QED ~ventus~ 御霊将門”高田崇史著 講談社文庫(2009/11発売)
    (2006/10発売 講談社ノベルスの文庫版。解説:椹野道流)

    ・・・桜の花見に出かけた桑原と棚旗姉妹だったがいつの間にやら将門関連の史跡巡りになってしまう!
    そして、成田の薬局で働きだした神山禮子にストーカーの影が!

    ・・・ほぼほぼ一冊、将門の史跡巡りで終わり。 
    将門を御霊としたのは今まで見たことのない解釈で好感を持ちました。

    が、神山禮子の再登場が個人的に一番の盛り上がりという、微妙な一冊です。(笑)
    (ストーカー事件もおまけ程度にしか感じなかった・・・。)

  • 花見に…と誘ったはずが、まったく違う方向へ。
    一応目的は果たせた? な状態。

    本編(?)と懐かしい人がちょこちょこ。
    一体どういう繋がりになるのかと思ったら、次回に続く。
    というわけで、今回は誰も死んでませんし
    そういう事件があったわけでもなく。
    次回に続く、になってしまいました。
    で、強制退場させられた人は、どっかでまた出てくるのでしょうか?

    複線もあるのかも知れませんが、今回は地域知識おんりー。
    これは次回に何か使う複線、なのでしょうか?
    事件を楽しみにしていたら、まったく…でしたが。

  • いきなり13巻?
    平将門が三大怨霊だと知らなかった。
    崇徳天皇の名前すら知らず。

    漢字(人名)が読めない。

    後書きをよんで、次の話しが最初から血塗られた話らしいので買うのを躊躇い中。

  • 再読。将門公の真の姿は意外というより安心。それよりも怨霊としていいように利用する後世の人間の思惑に驚いた。情報を鵜呑みにせず、自分の頭で考えて真実を見ないとと改めて思う。
    禮子さんの災難にはハラハラ。レギュラー入りかな。

  • 「奈々ちゃん専門用語出まくってますよ」

    <マイ五ツ星>
    充分マニアックな奈々:★★★★★

    <あらすじ>-ウラ表紙より
    靖國神社を皮切りに、築土神社、神田明神、首塚、兜神社、烏森神社、稲荷鬼王神社、鎧神社、さらには成田山新勝寺へ。お花見に出かけたはずの棚旗姉妹と桑原崇だったが、いつしか将門ゆかりの地を巡る小旅行に。日本を代表する大怨霊、将門の真の姿とは、朝廷からの理不尽な要求をはね除けた救世主だった!?

    <お気に入り>
    「ああ……」
     この話は以前に聞いた。
     その亡くなった本人を祀る人々が絶えた時、怨霊はこの世に害をなす。だからこそ朝廷は(以下断片)…子孫の手によって…寺や神社まで…吉備津神社が良い例だ…吉備津彦命に退治された温羅の霊を、彼の妻である阿曾媛に…千二百年の長きにわたって…決して温羅を怨霊にはしない…当然、将門の霊は-國王神社も…-祀られていた。
     実際に見てきたではないか!
     奈々は心の中で舌打ちした。不覚。

    <寸評>
    …だいぶ早い段階で見失った(笑)。

    このQEDシリーズは、寺社参拝が趣味のタタルこと桑原崇と、彼の大学時代の後輩にあたる薬剤師・棚旗奈々が、様々な事件に巻き込まれる中、事件解決と並行して日本古来の伝説や歴史の裏に鋭いメスを入れる、“タタル・マニアック劇場”である。

    語り手(地の文)の奈々は、我々読者に近い存在として、絶妙な合いの手を入れながらタタルの小難しい説明を解りやすくするのだが……

    奈々サン、パワーアップしちゃってます。

    すみません、私が勉強不足でした。

    この作品を読む前が、京極夏彦さんの『狂骨の夢』で、そちらでは主人公の蘊蓄登場がかなり遅かったのだが、
    今回の『QED』はタタルの登場が早く、なんと蘊蓄開始が31ページから始まる!
    本編は9ページからなので、まさにヨーイドン・蘊蓄、だ(笑)。
    さらにこの『~ventus~』シリーズは、タタルと奈々は直接事件に関与しないため、ず~~~~~っと語りっぱなしである。
    ということで、平将門と、日本の神々について、もう少し詳しくなってから読み直します。

    ちなみに、暫定とはいえ低評価なのは、事件(タタル&奈々は関与しない)が余りにもつまらなかったためである。
    ただ、『~ventus~』シリーズは必ず次の本シリーズへの布石になるので、次作『~河童伝説』までに、しっかり読み込まねばならない。

    差し当たって、
    『知っておきたい日本の神様』
    『知っておきたい日本の仏教』
     共に、武光誠著/角川文庫
    を買ってきた。

    再読した後、もう少しマシな書評を追記いたします。

  • 今まで教わってきた歴史の新解釈。

    ほとんどの歴史は勝者によって書き足されてきた。

    立ち位置が違えば、持ってる正義(考え)も違ってきます。

    結局のところ何が正しいかは分からないですよね…

  • ミステリーではない。観光案内的な内容。将門の史跡を巡り、歴史に埋もれた事実を探る。歴史好きにはいいかな。

  • 将門はよく知らないからな~

    でも成田山にはいってみたくなった~

  • ミステリーの要素は殆どない、(歴史ミステリーととらえればもちろんありますが)巻。果たして平将門は怨霊なのか!?結局、祟くん達が回った神社仏閣を自分も廻ってしまったんですがね。

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「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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