不恰好な朝の馬 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.47
  • (5)
  • (18)
  • (24)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 164
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062765206

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 14/11/30

    表題含む七つの短編集。ちょっとずつ出てくる人物がかぶっててそれぞれの視点でそれぞれの物語がある。男は狡くて女は強い(恐い)なあと。

    「あたしの存在、知っておいてもらいたかったんです」
    と女は言い、
    「奥さんだけがのうのうとしてるなんて、ゆるせない」
    と言い、
    「これでフィフティー・フィフティーでしょ?」
    とも言った。
    P13-14(不恰好な朝の馬)

  • 一応読んだけど、強くは魅かれなかったです。ゴメンナサイ。短編ですが、主人公が変わり、少しずつ繋がっています。その繋がりが、ようやくわかってきたりと、複雑で考えられていました。

著者プロフィール

井上荒野
一九六一年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。八九年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞受賞。二〇〇四年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞、〇八年『切羽へ』で第一三九回直木賞、一一年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞、一六年『赤へ』で第二九回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『もう切るわ』『誰よりも美しい妻』『キャベツ炒めに捧ぐ』『結婚』『それを愛とまちがえるから』『悪い恋人』『ママがやった』『あちらにいる鬼』『よその島』など多数。

「2023年 『よその島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上荒野の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×