簒奪 奥右筆秘帳 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.60
  • (12)
  • (27)
  • (33)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 250
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062765220

作品紹介・あらすじ

大躍進!注目度第1位シリーズ
「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」(宝島社刊)第1位

危うし!奥右筆の盾
神君の書付を握る立花併右衛門を譲るべき衛悟に、破格の婿入り話が。

権の魔に魅入られた者の業は深い。将軍家斉の父一橋治済、執政から外れた松平定信、御三家の一角水戸徳川家。将軍位簒奪を狙う暗闘は熾烈を極める。幕政の闇を知る奥右筆組頭立花併右衛門と危地を潜ってきた柊衛悟に、破格の婿入り話が。2人の絆もこれまでか!?人気沸騰シリーズ第5弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一橋治済の書き方が傲慢すぎるなぁ。

  • 今回も面白かった。
    衛吾の養子先も気になるところ。

  • 暗闘は続く。

    2014/03/01図書館から借用;03/03 朝の通勤電車から読み始め;03/04夕方の通勤電車で読了

  • 奥祐筆シリーズ第5段

    ”今回は、冥府防人主人公のスピンオフ?”

    そう思うくらい、防人君が前面に出てきました。
    妹の絹も滅法強い!

    一時的に(だと思う)新たな勢力も出てきて
    話がどんどん膨らんでいきます。

    次巻も更に期待です。

  • 第五弾
    将軍位簒奪を狙う者に新たに水戸家が、旧佐竹藩士が新たな刺客として

  • 同じ登場人物同士
    しがない公務員(と、その隣人)
    庇護にならない庇護者
    過去の盟友
    親子なのにライバル
    狂言回しの老中
    忍者がそれらをつなぐ

    シリーズ5

    おなじ登場人物だけなのに
    次々と幕府を揺るがす大事件や
    確執が渦巻く・・・深く面白い

  • 御三卿成立(1758)

  • 奥右筆シリーズ5作目。
    ついに、御三家とか御三卿の成り立ちとか人物相関図とかを紙に書き出しちゃったよ、私(笑)。
    相変わらず、皆様、野心にまみれ、腹黒で……しかしここまできたら、最後まで読もうと思います。

  • 奥祐筆シリーズ・5
    バードボイルド調時代モノ^^

    人気の書下ろし時代モノシリーズ^^

  • L 奥右筆秘帳5

    まだまだ上の人たちはあーだこーだ暗躍中。お気の毒なのは命を受けて無駄死にする人たちだなぁ。みんな死ぬ。
    どこぞの殿様たちは思慮つーものがないのかね。
    衛悟の強さは宿敵冥府守人、師匠や同門たちに育てられている。なに?ほっとけない、弟的な?併右衛門は四度衛悟の養子話を潰す。あれ?五度目?将来の目論見があるにせよ、なにも知らずに踊らされる衛悟に同情。なにげに一番衛悟のことを親身に思っているのは身内の兄だったりして。
    上の人たち話は過去の話も引っ括めて話が長い!でかい!…ちょいとマンネリ化、ゲップが出そうだわ。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

上田秀人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×