スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 9236
レビュー : 1059
  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062765572

感想・レビュー・書評

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  • チープな非現実的な設定が嫌。
    不必要な長い枚数も嫌。
    たけど、最後のコーキの章にきてやられてしまった。
    「凍りのくじら」でも、同じ思いをさせられたが、伏線の回収が実にうまい作家だなと感心した。やはりこの作家は長編がベスト!

  • あらすじ 
    画家の卵スーは映画監督卵正義と別れるが、新しい仕事をきっかけにハイツへ戻る。しかし新しい仕事とは環の手配だつた。コーキの偽物は加々美だった。コーキの天使というのも嘘。黒幕は黒木だつた。すべては話題作り、コーキのモチベーションのため。環は加々美から偽物作品の資料を手にいれ、自分で続きを、書いて終わらせようとする。しかし、体調不良で、倒れハイツのメンバーは、力を合わせて完成させる。回想の中で、環がコーキの天使だつた。そしてコーキは十年以上前からそれを突き止め、環を気にかけていた。

    読むのが苦痛。幼稚すぎて。読後感に期待して最後まで読んだけど、ダメだった。二十代の、世間的にもすごーい才能溢れる若者たちがルームシェア、らしいけど、世界がぼんやりしてその上狭くて、頭の中で考えただけの内容。設定も、登場人物たちの感情もセリフも。全部が子供じみていて、「いや、今の若者はもう少し現実的で落ち着いてるよ」と思ってしまった。最後らへん、どんでん返しのようにコーキが実は・・・と、続くがありきたりな内容を感情たっぷりに書いていてむしろ引いた。
     『かがみの孤城』は面白かったのにだんだん作者のことまでイヤになりそうだった。もう合わない世代になったのかな。しばらくこの作者の作品は休む。

  • 読了。

  • 2018年 本屋大賞
    辻村深月さんの本

    ハケンアニメがとても面白かったので
    そのあとがきで紹介されていた本

    でてくる人が魅力的だなー
    てのがハケンアニメを読んだ時の感想
    スロウハイツの神様にでてくる
    赤羽環と千代田公輝はとても魅力的

    ただ他の人はちょっとリアルなかんじ

    純粋度はそこまで高くない
    個人的にはもっと短くして
    赤羽環と千代田公輝をもっと
    前面にだしてくれればいいかなってかんじ

  • ラストにかけての伏線回収が気持ちよくて、読むのが止まらなかった。コウちゃん最高すぎね。最後は心あったまる終わりで好きだなあ。それぞれの登場人物に複雑な感情があって、辻村深月さんはそれをわかりやすく表現してくれてたなって思います。
    辻村深月さんの作品全部読む。

  • 現代版「トキワ荘」のようなクリエイターが共同生活を送るアパート「スロウハイツ」での物語。
    其々が小説や漫画や映画や絵などの物作りをしていて、そこに対する意識や生活や恋愛と仕事とのバランスが個性的で、登場人物一人一人が丁寧に描かれていました。
    オーナーである赤羽環は辻村作品らしい勝ち気でプライドが高く神経を張り詰めた女王のようでありながら、その負けず嫌い故に表に出さない脆さや涙があって
    下巻で全ての物語が繋がった時に彼女の純粋な笑顔や止められない涙を引き出してくれた「神様」がとても愛おしく感じました。
    例えば部屋に引きこもって黙々と小説を読む私のような人間は沢山いる訳で、その感想や作者への想いを言葉に出さなくても
    もしかしたら私達の大好きな作品を生み出した神様も何処かで救われていてくれたらいいなと思いました。
    偉そうかもですが、「あなたたちの作品はちゃんと届いていますよ。大好きですよ。」と敬愛する作家さんたちに伝えたくなりました。

  • ようやく物語が動き出す
    終盤は「あぁ~」と感嘆しながら読んでいた
    終わり方が好き
    みんな幸せになってほしいな

  • 最後につながって安心した!

  • <あらすじ>
    莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。
    そんな中、あの事件の直後に128通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った1人の少女に注目が集まる
    。彼女は誰なのか。
    そして環が受け取った1つの荷物が彼らの時間を動かし始める。

  • 読み進めて行くと、徐々に話が繋がってきて、鳥肌がたった!!面白い!
    環の不器用な感じとかコウちゃんの想いとかそれぞれみんなのキャラが好き。
    最後は夢中になって読んだ!

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著者プロフィール

辻村深月(つじむら みづき)
1980年山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、2017年『かがみの孤城』で「ダ・ヴィンチ ブックオブザイヤー」1位、王様のブランチBOOK大賞、啓文堂書店文芸書大賞などをそれぞれ受賞。本屋大賞ノミネート作も数多く、2018年に『かがみの孤城』で第6回ブクログ大賞、第15回本屋大賞などを受賞し、2019年6月からコミック化される。他の代表作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ハケンアニメ!』『朝が来る』など。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。2020年、河瀬直美監督により『朝が来る』が映画化される。

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