- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062765596
感想・レビュー・書評
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ちょっとファンタジーな青春短編。
なんかイライラして、もやもやして、清くありたいと思ったり、汚れてしまったと思ったりする一瞬一瞬をとらえてる。
この不安定で、引火しそうなはかない美しさがまた、素晴らしいのね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学生らしい青臭さと幻想、微妙なバランスで成り立っている現実が生々しい。
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しばらく前に読了。「プラネタリウム」の続編。
前作に続き、こちらも4篇の短篇連作。「プラネタリウム」のその後が垣間見える部分もあるけど、基本的にこれだけ・一編だけでも読める。相変わらずハッピーエンド主義ではなく、もやっとする中途半端な終わりのものもけっこうあるので、やっぱり好みはわかれそう。解決を描くより、まず声にならない声を形にすることが第一義なのかな。
見えない身体の膨張とか、脱皮とかのファンタスティックな要素への移行の仕方が面白い、かも。 -
2014.6.19
続編だからというのもあるけど少し落ちる。男の子視点のたんぺんもあっていい。 -
一番最初の話が好き。
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☆地球少女
「赤ん坊のように、愛してくれ。
愛せないのなら、おれを恐れろ!」
なんとわがままな。
けれど、確かに人を服従させるのは
愛情か、それでなければ恐怖かしら… -
2011.1
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藤岡の話が特にすき(*^^*)
面白いけど、やっぱりちょっと切ない。 -
梨屋さんらしいすっごく不思議なお話がたくさんでした。
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前作を読んで無いのですが、違和感なく読めました。
ファンタジックな設定はすごく好きですが、頂点のところでふっと物語が終わってしまうので、もう少し先が読みたかったです。
中学生の心の動きが良いです。