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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784062765848
作品紹介・あらすじ
今なお、河童伝説が残る川で、左手首が切断された死体が、続いて、左腕が切り落とされた死体が浮かぶ。一方、相馬野馬追祭(そうまのまおいまつり)を見物に出かけていた棚旗奈々たち一行は、岩手県遠野まで足を伸ばしていた桑原崇と合流。そこでまた、血なまぐさい事件が……。事件の真相と、河童にまつわる真実が解き明かされる。(講談社文庫)
今なお、河童伝説が残る川で、左手首が切断された死体が、続いて、左腕が切り落とされた死体が浮かぶ。
一方、相馬野馬追祭を見物に出かけていた棚旗奈々たち一行は、岩手県遠野まで足を伸ばしていた桑原崇と合流。
そこでまた、血なまぐさい事件が……。
事件の真相と、河童にまつわる真実が解き明かされる。
みんなの感想まとめ
河童伝説を背景にした物語が展開され、血なまぐさい事件が次々と起こる中で、登場人物たちが真相を追い求める様子が描かれています。シリーズ13作目となる本作では、河童に関する独自の考察がなされ、伝説の奥深さ...
感想・レビュー・書評
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読書録「QED河童伝説」3
著者 高田崇史
出版 講談社文庫
p275より引用
“「しかし、ちょっと待てよ。ということは、
そのゴルフクラブだ、コースだのっていう代
金は、もしかして全て薬の代金に乗っかって
るってことかよ」
「そう……いうことですね。こりゃ酷い」
「なんだよ。結局はその金は、我々と健康保
険組合とで支払っていることになるじゃない
か。随分とまた嫌な話だな」”
目次より抜粋引用
“山童
水虎
兵主部
駒曳法師
川太郎法師”
博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
シリーズ第十三弾。
夏も本番に差し掛かろうとする七月半ば、
主人公・棚橋奈々の上司は風邪気味で、その
様子から話は風邪薬・抗生物質・抗菌剤へと
移っていき…。
上記の引用は、医者と製薬会社の営業につ
いての刑事の会話。
これがどの程度本当にあることかは知りませ
んが、横領や着服が事件になって表に出ると
ころをみると、良くある話なのかもしれませ
んね。自分たちが思っている以上に、必要の
ない支出をさせられているのであれば、大き
な病気にかかった時の対応について、よく考
えておいた方がいいのかもしれません。
主人公・奈々の妹のキャラクターが少しう
るさく感じてしまいました。ファン層を広げ
るための話の展開なのかもしれませんが…。
ーーーーー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何故か順番を勘違いして読んでしまったおかげで御名形が何者なのか分からないのが痛恨ですが、それを差し引いても今回の河童に関する考察はこじつけ感が強い印象です。現実の事件もいつにも増して取るに足らない背景と犯行手順だったので、二重の意味で残念だった。
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#読了 #高田崇史 #河童伝説 #読書好きな人と繋がりたい
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シリーズ最初は意味不明な神様ばかりで全然ついていけなかったけど、復習みたいな感じでどんどん知識が入っていった。全て河童であるとこの本から読み始めたら意味が分からなかったかと思うけど、あらかじめ前作までの知識が入っていたので受け入れることが出来たかも。
殺人事件と会話があまり上手くない。崇の説明だけが楽しく読める。 -
今なお、河童伝説が残る川で、左手首が切断された死体が、続いて、左腕が切り落とされた死体が浮かぶ。一方、相馬野馬追祭を見物に出かけていた棚旗奈々たち一行は、岩手県遠野まで足を伸ばしていた桑原崇と合流。そこでまた、血なまぐさい事件が…。事件の真相と、河童にまつわる真実が解き明かされる。
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現代の殺人事件と祟さんが絡まなかったのは珍しく、切り取ってつけた事件のようにも思えるが、いつもよりは読みやすかったなぁ。
毒草師の出し方が次のシリーズへの伏線みたいだなぁ -
今回は題名通り河童のお話。しかしみんな河童なのには驚きです。アマテラスさえも。そして七夕の二人がそれなのも。蘊蓄は長いですが事件の解決はあっさりです。解決方法が結構きますが・・。
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図書館にて借りる。河童って悲しい存在だなぁ。
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冒頭、なんて怪異が起きたんだ?と思わせておいて、その実というか、まあ、このシリーズにかかると霊的な怪異ってのは起こりえませんのでね。実際にすごい場面であるってことは別にして。しかし、製鉄が得意な、収奪された勢力というコンセプトでひっぱるひっぱる、もう何巻目だろう。ただ、これって、たとえばもののけ姫なんかで言えば、収奪する側だったりもするわけですが、その辺は、多層的だし、ひょっとしたら円環的というかウロボロス的だったりするかも知れませんので、とりあえず、現時点での我々から過去を眺めてそんな立ち位置ということで。
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”QED 河童伝説”高田崇史著 講談社文庫(2010/02発売)
(2007/02発売、講談社ノベルスの文庫版。解説:西上心太)
・・・QEDシリーズ13作目。連続殺人事件と相馬野馬追祭。あまり関連付けられていないせいか不完全燃焼な感じ。
河童関係ないやろ・・・という読後感。
多少、強引なくらいに過去の事件と結びつけられている方が楽しくなってきました(笑)
・・・御名形、神山等追加レギュラー陣が魅力的なキャラクターだけにシリーズが下り坂に感じられてしまうのが惜しいです。
(私は今巻までですと、”式の密室”が一番と名作と考えています。) -
河童についてのウンチクなどはいいのだが、
現代の殺人事件がひどい。 -
今回はごく普通に旅行…のはずが、約一名寝過ごして現地集合。
かと思ったら、さらに寝過ごして夜に旅館で集合に。
そんな彼らの知り合いである女性は、まだストーカーされている状態。
またしても特殊職業の方が出現。
このまま結構な頻度で出てくるのでしょうか?
そしてストーカーの人。
あれほど周囲に言われたにも関わらず、またストーカー。
関係性が分からなくてよかったね、と思いきや…ですし。
今回の殺人事件は驚きの分かりやすさ…。
さすがに全員の職業がそちらですから、そちら方向が出てくるのは
納得ですし、そんなものがあるのか、というのにも驚き。
確かに、その状態で使うにはよいものです。
河童の話には、そういう意味があるのか! と。
しりこだまって何だろうとは思っていましたが
弛緩した後の姿、だったとは。
今もそうですけど、そうそう水の中でなくなるという事はないですから
それは謎な状態に見えたでしょう。
そして腕の話に馬の話。
言われてみるとなるほどと思えます。 -
今まで以上に殺人事件と歴史薀蓄が関係なくて、うーーーん…
個人的にタタルさんの薀蓄は興味はあるので苦ではないのですが、推理小説を求めるとこれは…
あと、シリーズ2本くらいすっ飛ばして読んでしまったので、毒草師の御名形史紋がこの作品で初登場という…しまったな。このシリーズだからどこから読んでも大丈夫だろうと思ってたけどちょっと違ったみたい。
たぶん、今すぐに最初から読み返しても楽しめそう(悪い意味で) -
「野馬追祭、見てみたい」
<マイ五ツ星>
QED:★★★??
<あらすじ>-ウラ表紙より
今なお、河童伝説が残る川で、左手首が切断された死体が、続いて、左腕が切り落とされた死体が浮かぶ。一方、相馬野馬追祭を見物に出かけていた棚旗奈々たち一行は、岩手県遠野まで足を伸ばしていた桑原崇と合流。そこでまた、血なまぐさい事件が……。事件の真相と、河童にまつわる真実が解き明かされる。
<お気に入り>
「タタルさん!」
「おいこら、タタル!」
「何してるの、タタルさん!」
なんだ-と、崇はゆっくりと三人を見る。
「そういきなり、たたるたたる、とは穏便じゃないな。どうしたんだ?」
(中略)
そんな沙織を崇は見やった。
「少し痩せたな」
「え……」
「ダイエット中なのかも知れないが、おそらく今くらいがちょうど良いんじゃないか。余り無理をしすぎない方がいい。うん、今ぐらいがベストだ」
「な、なにを急に……」
「奈々くんも元気そうで、良かった」
「は、はい。おかげさまで-」
何がどう「おかげさま」なのか。ここ数カ月、何一つ世話になどなってはいないではないか!
<寸評>
“地上最強の巻き込まれ体質”(妹沙織談)の薬剤師・棚旗奈々と、彼女の大学時代の先輩で寺社巡りと墓参りが趣味の、タタルこと桑原崇が、歴史や伝承の裏の真実に迫るQEDシリーズ、13作目である。
前作『QED~ventus~ 御霊将門』のラストで予告された通り、奈々・沙織・タタル・熊つ崎の4人で、福島県相馬の野馬追祭に旅行に行くことになる。
甲冑に身を包んだ六百騎(!)もの騎馬武者行列が見られることに心踊るはずが…、
出発当日、タタルは寝坊し、さらに追い付こうと乗った東北新幹線で寝過ごしてしまい、岩手県新花巻まで行ってしまう。そこで、「遠野の河童に会ってくる」と、単独行動を決め込むのだが…、
おさまらないのは奈々の妹・沙織である。
「河童って、女の人じゃないでしょうね」
姉を想う余り(?)一大決心をする沙織であるが、合流したタタルは相変わらずで、すっかりペースを握られてしまい、いつものように“蘊蓄~お酒を添えて~”が始まることに。
今回の蘊蓄テーマは「河童」。河童の姿や伝承を掘り下げていくと、そこに浮かぶのは、神代の時代から大和・平安に到っても虐げられ続けた、純粋に生業を営む人々の悲しい現実であった。いつの時代もこの国は、勝者=朝廷の陰で全てを奪われていった人々がいる……最近はタタルの影響で鋭い洞察を見せる奈々も、また一つ、歴史の暗部を知ることとなる。
そして、こちらはなるべくネタバレを伏せるが、本作で同時進行される連続殺人事件には、これまた前作(文庫版)の巻末解説で紹介された通り、著者・高田崇史さんの意図が隠されている。
ということで、前作と合わせて楽しみたいのであるが…、本作ラストではまたしてもシリーズ初となる出来事が!まだまだこのシリーズ、止められそうにない。 -
河童伝説の謎解きだけで充分おもしろい。殺人事件は要らないのでは。
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タイトル通り、河童にせまる話なのだがなんとなく今回はまとまりがないというか焦点がぼやけてる気がする。
著者プロフィール
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