ふりむく (講談社文庫)

著者 :
制作 : 松尾 たいこ 
  • 講談社
3.85
  • (25)
  • (29)
  • (25)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 474
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062765923

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 松尾たいこさんの絵に江國さんの文章がつけられている、とても素敵な本です。
    まず最初の絵と、文章を読んで鳥肌が立ちました。
    「ふりむく」というのは、何か気配を感じるということでしょうか?水しぶきだったり、風の音だったり、動く物、そこに存在するもの。
    絵本とはまた違った感性、想像力が楽しめます。

  • なんだかすごく満ち足りた、贅沢な時間を過ごした気がします。松尾たいこさんの絵に、江國香織さんが文を書かれている本です。この絵からこんな文が出てくるのか、と、面白く読みました。どのお話も、寂しかったり清々したりといろいろ思い浮かぶのですが、1番初めの犬のお話が好きです。時々本棚から取り出して、ぱらぱらめくると素敵な時間を過ごせそうです。

  • 絵に短い文章を添えた作品集。
    松尾たいこさんの絵、初めて見たけど結構好き。
    江國さんの言う”不安定”なところに含まれる余韻がすごい。
    その余韻の味わいで好きにも嫌いにもなる絵たち。

  • 絵を見て作家が文章を付ける、と言う少し変わった試みの本。
    絵と文章にしっかりとした繋がりは感じさせず、しかし文章はその絵の醸し出す雰囲気をしっかりと纏って。
    この絵にこう文章を持ってくるのか、と思いもよらぬ方向の言葉に唸ったり「ああ、たしかにそんな感じ」と納得したり、色々な見方やイメージが膨らむ本でした。

  • 2016 7/24

  • 松尾たいこさんの美しい色合いに
    やさしくて甘い江國香織さんの言葉が
    のせられ。

    やわらかい気持ちになりたいとき、
    パッとあけたページから
    甘さや苦さや、いろんな味が
    ふんわりひろがる。
    そんな心持ちになれる一冊。

  • 一枚の絵から広がる文章。
    短い文章だけれど、絵と絡み合って深い物語になる。

  • わたしはうしろむきでオッケーなわけですが、みんなにはふりむいて欲しいと願っていますよ。
    ひとはみんな孤独なんですよね。
    うんうん。よかった。ちょうどよかった。お風呂でその行間を読みました。

  • 一枚の絵に、一枚の物語。

    このコンセプトがすばらしいと思いました。


    さようなら、
    からはじまり、

    でもすこしだけ、誰かのものになれてうれしかった。

    で終わる話が一番好きでした。

  • 笑ってしまった。江國さんらしくて好き。

全38件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。
1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。
代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。

ふりむく (講談社文庫)のその他の作品

ふりむくの詳細を見る 単行本 ふりむく 江國香織

江國香織の作品

ふりむく (講談社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする