ふりむく (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 515
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062765923

感想・レビュー・書評

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  • いちばん最初の絵と文で、もう、やっつけられてしまった
    とてもいい本でした

  • +++
    今、人気のイラストレーター松尾たいこと江國香織が「ふりむく」というテーマで、コラボレーション。人生の一瞬を切り取った掌編小説のような江國の文章を読みながら絵をじっくりと観る。ここには絵と文章の幸福な出会いがあります。
    +++

    松尾さんの絵を見ながら江國さんが文章をつけられたそうである。絵と文どちらもが主役であり、お互いに支え合い引き立てあっている。まず左ページの絵をじっくりと眺め、その後右ページに目を転じて文章を読む、という愉しみ方をしてみたのだが、とても贅沢な気持ちになれる一冊だった。

  • 一枚のイラストから想起されるイメージ。切り取った断片のその前後をまた想像させられたり、自分なりの別のイメージを描いてその違いに驚いたり。忘れた頃にまた読み返したい一冊。

  • とっても良かった。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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