お医者同心 中原龍之介 猫始末 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 160
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062766098

感想・レビュー・書評

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  • 北町奉行所で閑職につきながら、動物や人の心を診る「よろず医者」の顔を持つ中原龍之介。彼の元に、熱血漢の新米同心、松本光太郎が唯一の部下として左遷されてきた。シリーズ大1作

  • おたいの軽率さがなんとも…

  • 寡黙な男と新米同心のお話

  • 御家人株を購入し、念願の定町廻りになってはみたものの、
    思いとは全く違った現実の奉行所勤め。
    閑職にまわされてしまった、若旦那の行く末は

  • 2019.10.6

  • この人の本は初めてだった。
    どうかな?と思ってるうちに読み終わっちゃった。
    わりと面白くてわぁーと読めた感じ。
    こういう展開って好きだなって思った。

  • お医者同心中原龍之介シリーズ1巻、子供の頃から巻羽織同心に憧れていた下り酒問屋の跡取り息子光太郎が、父にせがみ同心株を買ってもらい、北町奉行所の定町廻り同心見習いを勤め始めたが、年番与力島崎に盗っ人捕縛の経緯を不始末と決めつけられ、閉職の定中役で「よろず医者」の顔も併せ持つ中原龍之介の部下に左遷されてきた。熱血漢の新米同心光太郎はお互いに草双紙が趣味というだけで早々に祝言を上げた草双紙屋の娘おたいのぎこちない新妻ぶりに振り回されながら、米問屋の子どもが行方知れずになった事件を調べ始めたが…。

    『お医者同心』に惹かれシリーズを購入。最初あれ?主人公かと思った光太郎の心の中の声”○○”が、やや邪魔かな?経験のなさと若さを表して、おたいの健気さに支えられこれから成長していくのだろうか?謎解きは後半急展開で雑。

  • カモミールはカミツレ、
    ラベンダーはヒロハラワンデル、
    バジルはメボウキ…
    ハーブって江戸時代にはすでにあったのかなぁ。。
    癒し茶…、ハーブティーより怪しい響きだ 笑

  • この方の作品は初めて
    面白かった!
    せっかく希望の定町廻り同心になったにも拘らず、早速閑職に追いやられてしまった光太郎。
    不器用なおたいとの生活も和みます。

  • いかにも書き下ろし。
    シリーズだけど、まだ登場人物に感情移入できないかな。
    その点宇江佐さんはうまいよなぁ

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2023年 『花人始末 椿の花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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