「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ (講談社文庫)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062766111

作品紹介・あらすじ

毎年、自殺者が3万人を超える自殺大国・日本。
2004年、NPO法人「ライフリンク」を立ち上げ、「自殺対策基本法」成立の原動力となった清水康之氏と、「生きる意味」を問い続ける文化人類学者の上田紀行氏が、「自殺社会」日本の正体と、「生き心地の良い社会」への道筋を徹底対論!〈文庫オリジナル〉

感想・レビュー・書評

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  • 現実問題から背景、関連問題と多岐にわたる視点で語られ、また実施されている対策にも言及されてて内容は濃い。さて、私は、あなたは何ができますか?

  • 自殺について考えさせられた。また、自殺者数が多いことに衝撃を受けた。

  • こんなに自殺が多いいんだとは思わなかった。かなり目からウロコが、というビックレの話題が満載。知っておかなきゃいけないことばかり。

  • [ 内容 ]
    毎年、自殺者が3万人を超える自殺大国・日本。
    2004年、NPO法人「ライフリンク」を立ち上げ、「自殺対策基本法」成立の原動力となった清水康之氏と、「生きる意味」を問い続ける文化人類学者の上田紀行氏が、「自殺社会」日本の正体と、「生き心地の良い社会」への道筋を徹底対論。

    [ 目次 ]
    第1章 駅の鏡から自殺を想う
    第2章 悲しみは連鎖する
    第3章 「ごめんね」と遺して逝く人々
    第4章 いじめの構造
    第5章 真の豊かさを求めて
    第6章 “生き心地の良い社会”へ

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 本人がP11 で言うように、自殺の問題を徹底して掘り下げた先に、この生きずらい社会の正体を明らかにすることができたなら、’自殺社会’は、’き心地の良い社会’踏み出す足掛かりになる。というように、行政に、社会にどう自分たちがかかわるかで、社会はどんどん変わると思う。

  • 社会の中に自殺防止のセーフティ・ネットを定着させなければいけないと私も強く思いました。

  • NPO法人「ライフリンク」を立ち上げ、「自殺対策基本法」成立の原動力となった清水康之氏と、「生きる意味」を問い続ける文化人類学者の上田紀行氏が、「自殺社会」日本の正体と、「生き心地の良い社会」への道筋を徹底対論。

    だって

  • 環境が人生を左右することはあると思う。けれど、どんな状況でも生き抜く人は生き抜くし、自殺する人は自殺する。これも認識と選択の問題だ。そして自殺は最悪の選択だ。遺される人にとっては。

  • 三葛館一般 368.3||SH

    NHKを退職し、NPO法人自殺対策支援センター「ライフリンク」を設立した清水康之氏と「生きる意味」の再生を提唱し続ける文化人類学者の上田紀行氏が自殺問題について討議した対談集。
    年間3万人以上が自殺する社会になってしまった原因を徹底的に探り、「生き心地の良い社会」へ創り変えていくためにすべきことは何なのかを示してくれる一冊。

    和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=63985

  • 110927onBS211清水康之氏
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著者プロフィール

ライフリンク代表。元NHK報道ディレクター。

「2013年 『現代思想 2013年5月 特集=自殺論 対策の現場から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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