村を助くは誰ぞ (講談社文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 講談社 (2010年5月1日発売)
3.91
  • (3)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (358ページ) / ISBN・EAN: 9784062766241

みんなの感想まとめ

戦国時代の厳しい現実を背景に、斎藤道三や織田信秀の周囲で繰り広げられる人々の物語が描かれています。六つの連作短編は、地侍や百姓、村娘、甲賀くノ一など、さまざまなキャラクターの視点から美濃と尾張の国境に...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1美濃国で尾張との国境に居を構える地侍。2美濃国の危機に発せられた密使。3密使に強請られる伊勢神宮の御師。4やはり尾張国に接する美濃国平田西荘に住む百姓。5それとは逆の、尾張側の村娘。6土岐家に嫁いだ斎藤道三の娘・帰蝶の傍近くで暗躍する甲賀くノ一。1~6それぞれの物語は、斎藤道三の周囲を描いており、戦国時代の過酷さを浮き彫りにする。そのどれもが大団円ではなく、人々のしたたかさと悲哀が伝わる連作短編。「那古屋小判金」の、自国・美濃にも、敵国・尾張にも組できない地侍の一発逆転劇が面白かった。

  • 日本の中世を舞台とした短編小説集。
    本の題名となった「村を助くは誰ぞ」は、
    強かに生きる農民達の姿が、生々しく描かれていて、
    特に良かった。

  • 本書も勿論、面白くたくましくそして切なくて悲しい。
    本文庫では著者のユーモラスかつ作家として生きていく苦しさも垣間見せるあとがきが嬉しい。そして細谷さんの解説で発想の源泉とそれを作品世界に昇華させていく過程の一端をうかがうことができる。

  • 7/6-8/26

  • 6つの短篇集ですが、全ての舞台は斎藤道三・織田信秀(信長の父親)時代の美濃・尾張の国境です。
    いたって真面目な歴史小説です。
    帯を見てある意味大きな期待をしたのですが、さほどでもなく。どこと言って欠点のようなものは無いのですが、かといって力強く引き込まれる感じも無く。程々に面白く読み終えてしまいました。
    テーマとしては良いと思うのだけれど。。。

全5件中 1 - 5件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1958年岐阜県生まれ。一橋大学卒業。1996年「一所懸命」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。98年『簒奪者』で歴史群像大賞、2003年『月ノ浦惣庄公事置書』で松本清張賞、04年『村を助くは誰ぞ』で歴史文学賞、08年『清佑、ただいま在庄』で中山義秀賞、14年『異国合戦 蒙古襲来異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞2014をそれぞれ受賞。『太閤の巨いなる遺命』『天下を計る』『情け深くあれ』など著書多数。

「2017年 『絢爛たる奔流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩井三四二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×