6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.63
  • (136)
  • (341)
  • (331)
  • (55)
  • (6)
本棚登録 : 2022
レビュー : 315
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062766524

作品紹介・あらすじ

6時間後の死を予言された美緒。他人の未来が見えるという青年・圭史の言葉は真実なのか。美緒は半信半疑のまま、殺人者を探し出そうとするが-刻一刻と迫る運命の瞬間。血も凍るサスペンスから心温まるファンタジーまで、稀代のストーリーテラーが卓抜したアイディアで描き出す、珠玉の連作ミステリー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 予知能力を持った青年・圭史、彼をメインとした短編集。

    『6時間後に君は死ぬ』、そして
    『3時間後に僕は死ぬ』。などなど

    不思議でふんわりしたタイムトラベル物語です。

    未来は変えられるのか?
    そして、変えられた未来に、幸せはあるのか?

    最後の1ページに、ほっこりします。
    『明日は、きっといい日だよ。』

  • タイトルを見て、ゴリゴリの刑事モノかと思ったのですが全く違った。

    人の未来がみえてしまう男性の周りで起きるアレコレ。
    連続短篇なのですがスッキリと纏まっていて読みやすかったです。

    割とキャッチーな話なのですが、テレビドラマを観ている様にサクサク読めて
    安定した面白さがありました。
    定番ってやっぱり大事。

    私は四話目のプロダンサーを目指している女の子の話が好き。

  • 一話ずつ、読み終えたら自然に心が温まる短編集。恋をしてはいけない日は、特に好き。

  • 大学院で心理学を専攻する山葉圭史は、他人の非日常的な未来の「ビジョン」が見える、異能者。圭史が美緒の6時間後の死を予言する「6時間後に君は死ぬ」を始め、圭史が絡んだ6つの短編をまとめた書。

    この中では、圭史が直接には登場しない(圭史の祖母、小夜子がドールハウス作者として残した作品が登場するだけの)ファンタジー、「ドールハウスのダンサー」が一番良かった。プロのダンサーを夢見て励む美帆の未来を予測し、彼女の幸せを願って作品を残して二十年前に亡くなった小夜子。「ドールハウス・ミュージアム」の最後のゲストとして美帆の訪れを待っていた、小夜子の思いの詰まった作品たち。心温まるラストにちょっとジーンときた。

  • 未来は自ら切り開く。
    SFともファンタジーともいえる要素はあるかもしれない。
    失礼な言い方をすれば、東野圭吾氏っぽい。

  • 予知能力。運命は決まっているのか。短編集か残念…これは長編で読みたかったなと思いながら読んでいたら、途中で人物繋がりがあり、ラストで完結って感じで、一つ一つの話も面白く楽しめました。

  • タイトルや表紙の印象からミステリーを想像していたけど、読んでみると、ちょっと不思議でじんわり良いなあと思う話が多かった。どれもこれも続きが気になる展開で、気付くとページが進んでいた。
    主人公の夢が、努力してもかなわず泣く泣く諦めたりと、ほろ苦い話もあったけれど、主人公が本当に不幸な目にあったりはせず後味の良い話が多かった。道はひとつではない、という気持ちにさせてくれる本でもあった。

    「6時間後に君は死ぬ」と「3時間後に僕は死ぬ」は、時間が経過していく描写が巧みで、緊迫感があってハラハラした。
    特に好きだったのは「ドールハウスのダンサー」。

  • とても面白かった。
    短編集ながらも、それぞれがつながっていて楽しく読めました。短編の人物も魅力的に描かれていて余韻もよかったです。
    本当はシリーズにしてもらいたい好きな作品でした。あらためて高野さんいい作家ですね。

  • んー。もう少し圭史君の履歴が知りたかった。 続きがあるのかな?
    題名になっている「6時間後に君は死ぬ」が
    おもしろかったです。
    未来が見えるって 怖いですね。

  • 「恋をしてはいけない日」。真実がわかる描写に辿り着く前に察知して、久々に鳥肌が立った。

全315件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

高野 和明(たかの かずあき)
1964年、東京都生まれの小説家・脚本家。日本推理作家協会会員。
幼少の頃から映画監督を志していた。ロサンゼルス・シティー・カレッジ映画科中退。 1991年Vシネマの監督を誘われたことがきっかけの中退で、帰国後は脚本家として活動した。
2000年に江戸川乱歩賞への応募を目的に書かれたミステリー『13階段』が、2001年第47回江戸川乱歩賞を満場一致で受賞。その後も脚本家として活動しつつ執筆活動を行っており、2011年の『ジェノサイド』が第2回山田風太郎賞と第65回日本推理作家協会賞(長編および連作短編編集部門賞)を受賞、「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」ともに1位に。本屋大賞ノミネートも果たしている。2013年に文庫化され、ベストセラーとなった。

6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)のその他の作品

6時間後に君は死ぬ 単行本 6時間後に君は死ぬ 高野和明

高野和明の作品

6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする