あなたの正しさと、ぼくのセツナさ (講談社文庫)

著者 : 三輪太郎
  • 講談社 (2010年6月15日発売)
3.86
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062766791

作品紹介

一九八五年。ぼくは、未曾有のバブル景気の端緒となったこの年に、株のディーラーになった。同い年の永遠のライバル、修一の背中を追って。狂奔する相場に「運命の日」が過ぎ去ったあと、修一はカンボジアへと姿を消した。彼は何を求めて森に入ったのか?私たちの正しさや生きる意味を問う、挑戦的物語。第1回日経小説大賞佳作受賞。

あなたの正しさと、ぼくのセツナさ (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 自分がカンボジアに関わりはじめたのと同時期からストーリーが始まり、並行する日本のバブル以降も含めて、自分史を読んでいるようだった。

    ポルポトの解釈は、異論がある人が多いとは思うが、自分的には同感。
    また、ポルポト派の虐殺への受け止め方も、かなり変わるのではないかと思う。
    小説の形態をとってはいるが、カンボジアの内戦を含めてカンボジアに興味がある人には是非、読んで欲しい。

  • ジャケ買い。というかタイトル買い。

    こういう頭でっかちな文章が好き。

    読むには電子辞書が必須だったりして、
    知らない日本語ってたくさんあるんだなぁ。
    という一冊。

  • ブクログでもAmazonでも、あまり読まれてないのが残念。
    カンボジアと株取引、妙な組み合わせが舞台ですが、そこらの知識がまったく無くてもすんなり読めます。特に株取引や為替に関するスピーディーな展開は読んでてゾクゾクします。それぞれの登場人物の心理面にはあれこれ深入りせず、テクニカルな部分で読み手を圧倒させる、ちょっと意外で新鮮な作風です。

  • 久々に、ものすごく感想の書き難い本を読んだ。
    経済小説のような体裁をとっているけれど、とても深いものがあって、経済小説なんていう軽い括りのできるものではないと思う。

    日を置いて、もう一回読みたい。かなり素晴しい作品と思う!
    でも、今は消化し切れていないので、一旦星4つ。

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