秘闘 奥右筆秘帳 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 261
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062766821

作品紹介・あらすじ

その封印、解いてはならぬ!
将軍継嗣をめぐる最大の謎、家基急死事件。立花併右衛門は、定信すら知らぬ真相へ――

注目度第1位シリーズ
「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」(宝島社刊)第1位

立花家の一人娘瑞紀にもたらされた格違いの婿取り話。糸を引くのは奥右筆組頭を手駒にしたい松平定信か。苦悩しつつも立花併右衛門は、将軍継嗣(けいし)最大の謎、家基急死事件の驚くべき真相に迫っていた。そして定信憎しの一橋治済は、謀殺の命をついに冥府防人に下す。圧倒人気のシリーズ第6弾!

感想・レビュー・書評

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  • 終焉に向かい動き出しました。

    将軍家斉、その父一橋治済、松平定信、太田備中守が
    それぞれの野望や思考から蠢く。
    そしてそれらに道具として扱われる人々。

    柊衛梧は守るべき相手と、自分の命を保つことが出来るのか。
    そして幼馴染二人の行く末は。

    あと二作ぐらいでしょうか?

  • 衛梧との信頼関係が増していく中に真相があばかれる。

  • 大きく物語が動いた。
    今まで、衛吾にアドバイス的な事をしてきた覚然が敵に。

  • 続きを読まないと!どう展開するのか?

    2014/03/01図書館から借用;03/05朝の通勤電車から読み始め;03/06読了

  • 奥祐筆シリーズ第6段

    1巻で終わっていたはずの家基問題が再浮上しました。
    ところどころ無理がありますが、着想が面白いです。
    立花・柊コンビは最後まで生き残れるのか、松平定信は
    今後どう動くのか、今回は鳴かず飛ばずだった治済は
    どんな手を打ってくるのか、気になることが満載です。

    またしても更に期待です。

  • 第六弾
    遂に家基急死の真相が
    各陣営入り乱れて

  • 信康自刃事件(1579)

  • 奥右筆シリーズ6作目。
    家基の急死にそんな秘密があったとは\(◎o◎)/! これって、そういう説があるの? それとも歴史的な事実から著者が組み立てた完全なる妄想??
    まあフィクションだけれども、おもしろかったです。

  • 奥祐筆シリーズ・6
    バードボイルド調時代モノ^^

    シリーズものですが どの巻も安定して面白いです^^
    一橋民部卿治済がイイ味出しています

  • L 奥右筆秘帳6

    相変わらず覚蟬サイドの話は流し気味になるけれど俄然面白くなって来た。家基の死の真相再び。あっちこっちが突つきあって大変(笑)
    併右衛門の頭も冴えてるが、上の方が一枚二枚もやっぱり上手。
    衛吾の剣友上田聖が国元に帰ったのが残念。ここで衛吾と離す意味があるのか…深読み…。

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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