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Amazon.co.jp ・本 (580ページ) / ISBN・EAN: 9784062767064
みんなの感想まとめ
「首」をテーマにした4つの物語が織りなす独特な世界観が魅力的な作品です。舞城作品の特異な視点から生まれたストーリーは、幼少期の体験や恐怖を基にした「ネック理論」を描き出し、読者を引き込む力を持っていま...
感想・レビュー・書評
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2つ目の話が好き。ホラーっぽいけど何か笑える。
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本能的なヤバさが詰まった作品集。
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小説、絵コンテ、脚本で構成される首にまつわる短編集。
いつもの舞城節が効いてるのは「a story」。一文一文が心に刺さる。特に、母親が娘の浅はかで薄っぺらい人生について説教する場面は自分にも思い当たるところがあり、反省しながら読んだ。
著者が書くモノローグが好きで、語られる心情に「ああそれだ」と腑に落ちる感覚があるのが良かったのに、絵コンテと脚本はそれがなくて残念。ただ、夜中に読むんじゃなかった。 -
超絶度かなり低めゆえ、O太郎初心者向けかも( ´ ▽ ` )ノ
特に第二部以降(シナリオ)、映像化・舞台化・視覚化前提なんで、アクロバティックな文章技法がかなり抑えめ……それがいいか悪いかは別として( ´ ▽ ` )ノ
全四部あるけど、それぞれ印刷紙を変えるこだわりよう( ´ ▽ ` )ノ
第一部(これのみ小説)は「あ・い・う・え・お」のみ全編別フォント(他にも細かな文章の一部のみフォントを変えてる)( ´ ▽ ` )ノ
製本業者さん&写植屋さんがたいへんだ( ´ ▽ ` )ノ
一体どれだけ意味があったんだか分からないけど( ´ ▽ ` )ノ
内容としては1部→2部→3部→4部と、だんだんつまんなくなってくな……(´ε`;)ウーン…
首がらみの連作ファンタジーなんだけど、中国大ボラ昔話の現代版的な1部(ももちゃんかわいい)、シチュエーションホラーの2部はともかく、ドタバタホラーの3部、ホラーパロディ風の4部はなあ……ほんとに怖いものが書けないから笑いに逃げてる感じ……(´ε`;)ウーン…
よりによって最もつまんない4部を映画化か(主演は相武紗季ちゃんだって)……(´ε`;)ウーン…
どうせなら1部を映画化する「当たって砕けろ」精神は、制作陣になかったのか?……(´ε`;)ウーン…
正直、1部のみの単独刊行にしたほうがよかった1冊(>_<)
むやみに重くなって、本を持つ手が痛くなるばかり(>_<)
星4つ評価も、2部以降を無視した結果(>_<)
2019/11/20
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首にまつわる四編を収録したホラーともミステリーともつかぬ不条理短編集。
舞台の脚本や映画の脚本などが収録されているため、読点を極力省いて一気に読ます饒舌な舞城節は薄めですがどれもテイストが違って面白かったです。
「a story」
阿修羅ガール以来の女性一人称。パワフルでアグレシッブな愛子とは違いこちらの語り手は首の骨が多いのを除いては普通の女子大生。だけど「気に入るバイトがなけりゃ作っちゃおう!」精神で探偵事務所開設を本気で考えたりする結構ズレた子。
「首が通り道になってる」「道の中に首が含まれてるだろ?」と意表をついた発想が面白かった。美少女がなんでこんな得体の知れん男に一目惚れ?という都合よさは感じたけど奇想天外な展開にのめりこみテンポよく読めました。
「the original」
森に首まで埋められた三人の男を襲う恐怖。
元は舞台劇だったそうですが、確かにこれは見せ方次第で映えそうですね。限定空間におけるスプラッタ+心理戦はSAWを思い起こさせます。恐怖の正体が推理されども明確に言明されないのが怖い。最後のオチが酷すぎる……。
「the second」
キャンプに来た大学生たちが巻き込まれた惨劇。
舞城さんの挿絵つき。面白かったです。これも映画で見たいなあ……というか四編ともオムニバス式の映画にしてほしかったな。得体の知れない存在に襲われ追い詰められる学生たちというホラーの定石を押さえた展開。屋敷やそこの住人の不気味な存在感も際立ってます。
で、結局馬はなんだったんだ。
「the third」
人間の恐怖が幽霊を具現化するというネック理論の実践を試みる女性と彼女に惚れた大学生。ラブコメ風味であまり怖くないコミカルホラー。恋愛ありバトルありと収録作の中では最も娯楽的な話に仕上がってます。越前魔太郎氏が一番好きです。彼はまたどっかにでてきてほしい。 -
また福井県が舞台だ。今回は背中に毛は生えていない。
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小説と脚本で構成されている一冊。脚本部分は別に読んでいても全然面白くなかったので、読み終えたのは最初の書き下ろし小説のみ。それぞれの話が独立しているので最初の小説だけでも十分楽しめる。ひさびさの舞城だったが、あいかわらず勢いのあるバイオレンスファンタジーミステリーなカオス。でも読んでいて気持ちいい。ただ、脚本部分のほうが圧倒的に分量が多いので、購入を進めるべきかは悩ましいところではあるよね。
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101218
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『女の子として生まれた以上同性からの勝手な批評に耐えていくのはもう避けられないことなので、気にしない。』
「その台詞は頭で考えて出てきたものでしょうか?頭で感じて出てきたものでしょうか?心で感じて出てきたものでしょうか?心で考えて出てきたものでしょうか?」
『言葉としてはずっと知ってた台詞が、ようやく頭でじゃなく、心で理解できた。心が知って、心がゆっくり味わっている。』
『まだ福井がどこにあるのか知らないけれど、また会える。
いろんな人ともまだ遭える。
そしてそれが私の血肉になっていくのだ。』 -
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そこそこ面白いです。ポップな恐怖とリアルな体験。
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元凶が頭と心のらせん状態の失調にあるという図解。六人の殺害事件の顛末。それぞれ独立で構想された物語っぽいのに、いつものように無理やりひとつの話にまとめてしまう。
結局ドーマンとセーマンはどういう意味で正義だったのだろうか。世界の秘密は本当にあるのだろうか。 -
サスペンスとかホラーとかの短編集。
1話目は、首から人が出てくるって発想が奇抜で、けっこう好き。
でも2話目・3話目はマジ恐い。
4話目は…そういやあたし、越前魔太郎シリーズって読んでないや。 -
『首の骨を英語ではサーヴィカル・ヴァータブラといい、上から一番めの椎骨をC1、二番めの軸椎をC2、そこからC3、C4、C5、C6は特に名前が与えられてるわけでなくてC7を隆椎と呼ぶのだが、私の頸部には謎のC8もまた隆椎として並んでいて、首を倒すとポコンポコンと骨の出っ張りが二つ、首の腰に浮き上がる。』
『何しろ私が好きなのは赤川次郎や西村京太郎のたくさん書いてるような軽いタッチの推理小説ではなくて綾辻行人や笠井潔のような本格ミステリー作家が二年も三年も十年もかけて書くような重厚で堅牢で豪奢な名探偵ものなのだ。』
『お勉強はできるしいろんなこと知ってるけど、モモちゃんには何もないじゃない』
『モモちゃんが今言ってるのは半分しか正しくないよ。それも凄く浅〜い正しさでしかない。』
『非常に薄くて浅くて馬鹿みたいよ』
『首の骨が増えたのだ。』
『このパンチは憶えておくからね』
『何今の台詞。いいじゃんタフじゃん。』
『百花ちゃんの方がバッガイ......バッガールなんだよ。』
『私は思い出し、首置き地蔵が《お地蔵様》じゃなくて《道》なんじゃないかって話をしてみる。』
『ほれに『道』って字には『首』って字が入ってるもんなあ』
『人間はときどき首の中に道を作り、いろんなものを通しているのです。人間の首に喉仏があるのも偶然じゃないですよ。』
『気をつけてくださいね。頭と心がチグハグなとき、首に道が通るんです。』
『ふふふ、俺のそばで二度も狙撃が通じると思うなや!』
『ごめんなさい!首のこと笑ってるわけじゃないんです!ちょっと、あはははははは!やだお腹痛い!』
『首の骨の数なんてどうでもいいのだ。』
『首(ネック)』 -
ホラー中心。第1話が小説、2,3,4話は脚本。
第1話は文体からして舞城の短篇集に載っていてもおかしくないようなもの。
だがこれに騙されて2話以降を読むとうわーってなる。
とくに第2,3話に関してはバリバリのホラーである。こういうジャンルはあまり読んだことがないのだが、私としては十分怖かったし、楽しめた。
全体に通底するテーマがあり、それぞれの作品のタイトルも作品集の表題と同じ”NECK”であるようだ。
だが、怖い話ジャンルで同じモチーフを繰り返し用いると間延びしないかなーと思ってたら第4話で作者が触れてました。
やるなー。 -
一つ目の話は舞城王太郎っぽい語り口調ですいすい読めたんだけど、とはいえ、それもあまり面白くはなかったんだけど、残りの舞台脚本や映画脚本は、ただの「怖い話」でしかなくって、とりわけ面白くなかった。残念。
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脚本は読むのが苦手。
小説は面白かった。
序盤、お母さんに言い負かされる主人公は痛快。 -
なんだかよくわからないー。
こわいようなこわくないような
わかるようなわからないような。
脚本ぽいの読むの慣れてないからかうまくはいれんかった。この人の本読むようになってから福井弁すきになってきたわ。
映画は少し見てみたい気がする。 -
「NECK」=首をテーマに舞城が書いたホラーもののシナリオ集であるので、ぶっ飛んだ舞城テイストの地の文が楽しめない。そのため魅力半減かも。
ただ突拍子もない展開を持たせた話をいくつも考えられる発想力には驚かされる。映画の原作も収録。
著者プロフィール
舞城王太郎の作品
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