人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2072
レビュー : 189
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767163

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の飛龍想一による一人称の物語。

    孤独な生活を送る想一にとって、大学時代に島田潔と出会えたことは、人生の中で大きな救いになっていたのだろうと感じました。本格ミステリではないこともあり、館シリーズの中では低く評価をされている作品ですが、個人的に好きな作品です。

    想一の孤独は、井上夢人の『ラバーソウル』の主人公、鈴木の孤独とも重なりました。

  • シリーズ一作目から二作飛ばして読みました。最初は「??」だったけど、最後島田潔が人形館の誰からも「は?」という感じで反応されていた所で二重人格とうっすら気付きました。読後はそんなに良くないのはこのシリーズの特徴でしょうか?図書館ゆえの順番に読めないジレンマ。わがまま言わず水車館など飛ばした二作も早めに読みたいです。

  • 自分含め、最初に殺された母親沙和子が実は生きてて真犯人だと思った人は多いのでは。実の息子を亡くしているという設定もミスリードくさいし。

    綾辻行人といえば叙述トリック、と分かってる読者ほど騙される気がする

  • こういう内容は嫌いじゃないけど賛否分かれるのは理解出来るなあという感じ。
    館シリーズ中異色の作品と言われているのを聞き、かつあの語り口の感じから、早い内になんとなくタネがわかってしまった。発表当時に読んでみたかった。

    人形館があまり本筋に関係なかったのが残念。
    変化球なのはわかるけど、このシリーズはやっぱり館が中心になる話がいいなと。

  • 【館シリーズ4作目】正確には館ではない人形館での事件。私が語る不可解な出来事にひかれながらもやっぱり中村青司のからくり館が舞台の方が個人的には好き。今回は殺人の全貌もはっきりと明らかになっていないし消化不良な感じ。

  • 内容はすごく面白かったけど、ああこのラストかあ…ってなってしまった。私はこの形のミステリーなら、夏のレプリカのがすごく面白かったように思った。

  • オチが気に入らない人も一定数いるだろうな、と感じる作品。
    いつもの館シリーズのようなものを期待すると、肩透かしを食らってしまうかもしれない。

    氏が他の小説内でも本格ミステリの定義として、「神の視点である地の文には嘘があってはならない」と書いているのを何度か見たが、今作は一人称で書かれているため、「本人がそう思い込んでいるのから嘘ではない」という解釈でギリギリOKということなのか?
    その点で好みが大きく分かれるのだろうと思う。

  • 館シリーズとして描く必要はあったのだろうか。

  • 館シリーズ第4弾。

    シリーズ物としてやりたくなるのはわかるが、やって欲しくなかったオチかな。

  • 真相直前までは
    ☆5にしようと思っていた
    オチが全く見えて来ず
    前3作を上回る『怖さ』があり
    十角館に次ぐ面白さに感じた、凄く好きな作品になった

    でも、そうか・・・こういうオチだったのか・・・。
    個人的に少し悲しくなるラストでした

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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