人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.16
  • (59)
  • (160)
  • (332)
  • (115)
  • (25)
本棚登録 : 2094
レビュー : 191
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767163

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 館シリーズというものは知らないのですが、知らなくてもじゅうぶん楽しめた。
    途中で犯人が分かってしまうので、はっとすることはないのだけど、主人公の心の闇に不思議な魅力があって良い。

    ただ、あとがきを見ると先生様だなぁというのが伝わってくるので、あとがきは時間をおいてから読んだほうがいいと思った。

  • これは館シリーズで異色作と言われている。
    よーく読めば犯人がわかるかも、くらいの人が犯人なのだが、ギミックでごまかされる

  • 途中で意図せずネタバレに近い内容を読んでしまい、犯人が分かってしまいましたが、詳しい内容がわかっていなかったので最後まで読み切りとても考えさせられ、そして犯人と当事者の心象がとても深く考えさせられました。次作はいつ読もう。。。

  • 今までの館シリーズとは違い、『人形館の殺人』は異色ですね。じっくりゆっくり読み進めて行くうちに、犯人はなんとなくわかったのですが、まさかこんなオチが待ってるとは。うん、嫌いじゃないですよ、こういう話も!

  • これまで読んできた館シリーズにあるような
    閉塞感はあまりなくて、なるほど たしかに“異色編”。

    終始漂う仄暗い雰囲気と
    心に闇を抱えた犯人、っていうのは共通か…。

    この、読後に残る陰鬱な気分と救いのない感じは
    今のところ「人形館」がダントツですかね。



    主人公病んでるなー…
    犯人このひと以外考えられんけど…
    と思いながら、ほぼ一気読み。

    ラストはやっぱり想像通りの展開で、
    切なさよりも痛々しさが際立つ。

    屋敷や下宿内、アトリエ内に散乱する
    マネキン人形の不気味さは異常ですね。

    人形の“視線”については怪しいなと思ったのですが
    その先にあるものまでは予想できず…。

    あと、≪島田≫の存在も。

    第八章の終わりから
    第九章のあたまで顕著になる
    不自然さからやっとその正体に気づいて、
    「ぼくのかんがえたさいきょうのしまだきよし」に
    まんまと騙されました…。



    館シリーズに出てくる人物や情景は
    ほんとにイメージしやすいなぁと思います。

    毎度ご丁寧に館の平面図
    載せてくれてるからっていうのもありますが。

    ただ、解説にある通り
    こういう叙述トリックものは
    ぜったい映像化できませんね。笑

    活字で愉しむのが一番な気がします。

  • 館シリーズの中では、
    ふつう、でした。

    人形館…?うーん。

  • ミスリードがあからさますぎてミスリードになってない。
    唯一犯行が可能な人が、普通に結局犯人で、うん、そりゃそうでしょと。
    文体も気持ち悪いし。

    十角館は感動したんだけどな…これはお粗末すぎます。

  • 館シリーズだけど少し毛色が違った。
    こういうのも書くのね、という感じ。
    でもやっぱり完成度高いな。流石です。

    北白川が舞台で個人的によかった。
    京大出の作家さんが書く京都が舞台の作品の空気がすき。
    深泥丘奇譚、気になります。

  • 月曜から夜ふかしして読み終わっちゃったよ。北白川が舞台で読みやすかった。あいかわらず面白かったよ。ぐう。

  • ハイスクール奇面組の”夢オチ”にも似た、衝撃のクライマックス。

全191件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)のその他の作品

綾辻行人の作品

ツイートする