人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2015
レビュー : 185
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767163

感想・レビュー・書評

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  • いつもと違う館シリーズ、という点でびっくりや暗黒と並ぶ作品。他2作品は早い段階でオチを予想していたのだが、この作品は中盤以降まで全く読めなかった。

  • この作品はトリックに対し賛否が分かれています。異色作、力作、労作、駄作…云々。
    個人的には、そこまで持って行く過程が全てだと思うのですが、やはり強引な感が否めません。「とにかくやってやろう!」という作者の意志だけは感じますが、どうも空回りした印象でした。
    また、人形館である必要が全くなかったのも大きなマイナスだと思います。

  • 自分がまだ浅はかなのかあとがきに書かれているような、異端中の異端の作品であるが最も優れている作品というのが体感できなくて悔しいかなっていうのもあります 汗
    全体的にのっぺりしていて坦々と流れていく作品としか受け取れなかった。いままでの館シリーズと異なり外部との交流が描かれていて新鮮味はあった。

  • 館シリーズの中では、あまり評判が良くない(と思われる)この作品ですが、囁きシリーズを思わせるダークな雰囲気が気に入っています。作者はこのような雰囲気を表現するのが上手いなぁと改めて感心させられました。シリーズ物であることを逆手に取ったトリックは、発表順に作品を読んでいる人には楽しめるし、一度だけなら有効だと思います。

  • あっという間に読了しました。

    今回はなんと、私のとある職業柄、
    最初の手紙の部分からある程度展開を予想できた・・・
    という、私にしては珍しいパターンでした。

    「館シリーズ」3作目にして、なかなか挑戦的で、
    それがとても綾辻さんらしいなぁ。と思いました。

    さて、今日の夜からは時計館へ行ってきますv

  • 「館シリーズの異色作」という定評のある作品だが、まさにその通りだと思った。これまでの作品と同じものを期待すると面食らうだろう。

    「中村青司」や「島田潔」という存在に対する読者の期待感や先入観を逆手に取っており、この肩透かし感も作者の狙いなのではないかと勘繰ってしまう。

  • 人形館…というとドール好きの私には、
    球体関節人形が浮かんでしまうのですが、
    そう云ったドールではなく、マネキンに近いドールでした。
    お家もドールの似合う洋館ではなく、初めての和のお屋敷。
    と云っても、お屋敷に洋館がくっついたような感じで、
    洋館部分が下宿用に間貸ししているのですが。

    今回は和のお屋敷と洋館の2つの場に、
    繊細な主人公と、狂気に満ちた犯人の2つの人格の対比。
    今回の物語は今までの館シリーズとは一線を画した物になっていますが、
    個人的にはこういった陰鬱なお話が凄く好きです。
    繰り返される、憂愁の回想とか。
    犯人やトリックは…一寸無理がある部分もあるような気がしますが、
    個人的に好きな雰囲気だったので、
    そういうのは気にしないで楽しめました。

  • 読みたいです。

  • ドキドキしながら読んだ作品
    賛否が分かれるだろうけど断然好き
    切ないラストだ

  • 館シリーズ4作目まで読んで思ったことは自分は単純で良かったなと。
    トリックや犯人を読み進めながらじっくり考えていく読者には不評なのかもしれないが、大して何も考えず一気に読む私にとっては驚きの満足な作品でした

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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