びっくり館の殺人 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1827
レビュー : 175
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767170

感想・レビュー・書評

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  • 新幹線の中で一気に読破。
    館シリーズも残すところ、人形館と奇面館、時計館を残すのみになってしまいました。
    虚無へのオマージュにニヤリとしてしまいましたが、宇山氏への敬意だけかと思いきや、まだ虚無と出会ったことのない少年少女むけの時限爆弾だったとは。ステキなトリックですね。
    島田潔はふんわりとしか出てこないものの、読みごたえ十分。
    冒頭の現場発見後の記述がずっと気になっていたものの、ラストにそういうことだとは!という。
    さらにどんでん返しというか、ほとんどホラーじみたラスト。
    館シリーズの第八作にふさわしい一冊。

  • びっくりするほどつまらない

  • 館シリーズらしいトリックである。作者の頭が良すぎると、非現実的な物理トリックには抵抗があるのだろう。

  • 島田潔もとい鹿谷門実もの。館シリーズ。

    【内容】
     新しく引っ越してきた町で、さまざまな噂が飛び交っている「びっくり館」に興味を持った三知也は、そこで主人の孫である俊生と出会う。
     それをきっかけにびっくり館を時々訪れる三知也だったが、ある招待された日に、主人が背中にナイフを刺されているのを密室だった部屋で遭遇する。

    【感想】
     作者あとがきや解説にあったとおり、ミステリーランドで連載されていた作品なだけあって、これまでの館シリーズとしては異色の軽い作品だった気がした。
     最初に、事件を持ってきているのだけれど、それがないと後半どうも集中力を書いてしまうなあと思ったり、。」という書き方にちょっと敏感になってしまったり……。
     ストーリーもこれまでの館シリーズのような重厚感はなく、するすると読んでいた結果、いつの間にか結果が出ていたという感じになりまして、どうも拍子抜けしてしまいました。
     こう、なんでしょう、館に仕掛けられているギミックが今回は弱かったからか、その点に期待していたのでそういう感じになりましたねえ。
     ただ、トリック自体は確かに読み返すとえっと思うものだったりしたのでもったいない読み方をしてしまいました。

  • 館シリーズ8作目。

    曰くありげなお屋敷とか、過去の殺人事件とか
    腹話術人形とか、元祖ミステリー的な要素盛り沢山です!
    そして開かずの密室殺人。

    トリック自体はそんなにですが、この『ミステリー!』って感じの雰囲気はとても良かったです。
    終わり方も怪しくて良かった。

  • 【館シリーズマラソン:9冊目】 幻想的な雰囲気と余韻を残す結末は児童書レーベルから出ていても変わらない。真相はちょっとズルくないか?とは思いましたが良作でした。

  • 「館シリーズ」第8作です。
    子ども向けレーベルで出されただけあって、中身はライトな印象。
    ましてや前作が大長編ですからね。
    それでもキッチリ気味の悪いオチをつけてくれるあたりは、さすが綾辻さんです。

  • 2013/12/23

  • 初綾辻作品であったが、中々読みやすく且つ続きが気になりサクサク読める作品であった。
    自分が予想していたトリック等々とは全く異なる内容が謎解きで暴かれ、成る程まんまと騙された、というかミスリードに引っかかったなと感じている。
    トリックというトリックがあるというよりは、文章力により思い違いをさせられていたというような感想がしっくりくると思っている。

  • ミステリーでは、なかったですかね。文字が他の作品よりは大きめで、読みやすかったです。真実を知った後の驚きは、やっぱり良いものです。そこに辿り着きたいがために、何千もの文字を読んでるのですから。びっくり館の構造があんまり事件とは絡んできてない気がして、ちょいと残念ではありますが、こういう結末も好きです。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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