毒草師 QED Another Story (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767293

作品紹介・あらすじ

『伊勢物語』になぞらえて、<毒草師>御名形史紋(みなかたしもん)が、密室からの連続失踪事件を解き明かす!

「恐ろしいのは毒草ではなくて人間です」。名家・鬼田山(きたやま)家で、「1つ目の鬼を見た」と言い残し、施錠された離れから家人が次々と失踪する事件が発生。さらに長男・柊也が何者かに毒殺され……。関係者全員を前に、古今東西の薬と毒に精通した<毒草師>を名乗る男・御名形史紋が、鮮やかすぎる推理を披露する!

※この作品は、2007年4月、幻冬舎から単行本として刊行されたものを一部改筆して、2008年4月、講談社ノベルスとして刊行したものです。

感想・レビュー・書評

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  • QEDシリーズのスピンオフ。
    歴史的蘊蓄は本編より少なめかな。
    その分ミステリー部分に重点がおかれているが、 どうもタタルさんのあの長ったらしい蘊蓄話に中毒症状を起こしている私には、若干物足りなさが残った。

  • QEDシリーズよりおどろおどろしいというか…

    一つ目の化け物とか、水子とか、横溝正史感ある。

    家系図書くと結構酷い話。

  • 人物像がよく理解できなかった

  • ただれてもつれる恋愛関係

    お手伝いさんという名のメイドさんが鍵を握る

  • 別サイドの語り部と聞き手、と思いきやという仕掛けにやられた

  • ずっと読みたいとおもっているのに、なかなか手が付けられないQEDシリーズ。スピンオフで「毒草師」と言われちゃあ、とりあえず読んでみたくなるよね!ww

    名家・鬼田山家で、「一つ目の鬼を見た」と言い残し、施錠された離れから家人が次々と失踪する事件が発生。さらに長男・柊也が何者かに毒殺され…。関係者全員を前に、古今東西の薬と毒に精通した“毒草師”を名乗る男・御名形史紋が、鮮やかすぎる推理を披露する♪

    いやー、なかなか面白い、というか興味深かった!!
    やっぱり「恐ろしいのは毒草ではなく人間です」ね~!!!

  • 「恐ろしいのは毒草ではなく人間です」。名家・鬼田山家で、「一つ目の鬼を見た」と言い残し、施錠された離れから家人が次々と失踪する事件が発生。さらに長男・柊也が何者かに毒殺され…。関係者全員を前に、古今東西の薬と毒に精通した“毒草師”を名乗る男・御名形史紋が、鮮やかすぎる推理を披露する。

  • うーん、いまいち…好きそうな感じではあるのになぁ。御名形氏のことがあまり好きになれず…

  • たたるシリーズ読んでる人には、すでに知ってるウンチクもでてきて、読みやすかった。いつもよりミステリー度が強くて私は好きでした。

  • 歴史薀蓄で有名なQEDシリーズのスピンオフ作品。怪しい毒草師:御名方史紋が怪奇な殺人事件を暴く。歴史薀蓄不足…。


     私はQEDシリーズをミステリ小説として楽しむのではなく、陰謀史観にまみれた歴史薀蓄の小説として楽しんで読んでいたので、物足りなかったです。

     伊勢物語についての薀蓄だったのですが、前にもやりましたよね。復習という感じでした。
     そう、全体的に今までQEDシリーズで出てきた歴史薀蓄の復讐を兼ねている感じです。あれ?字が?
     QEDシリーズも残りあと二巻だから丁度良い復讐の機会になったと思います。


     一つ目の奇形児が毒草の薬物反応で発生するというのがものすごく納得がいった。これまで呪いと言われてきたものは毒草が使われてきた陰謀ということかーってものすごく腑に落ちました。

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著者プロフィール




「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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