伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005 (講談社文庫)

制作 : 日本推理作家協会  伊坂 幸太郎 
  • 講談社
3.14
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本棚登録 : 520
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767613

作品紹介・あらすじ

70年代、80年代、90年代の短編ミステリーから、人気作家がベスト・オブ・ベストをセレクトするアンソロジーの第5弾。今回の選者は伊坂幸太郎。"お気に入り"の8作品を選び、収録順も決定。時代を超えて愛される傑作の数々を読み進めれば、ミステリーの新たな世界が見えてくる。巻末には選者による解説も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 読了

  • 伊坂さんのセレクト
    っつーことでなきゃ、読まなかったー、
    多分、皆さんの作品。

    実際、古い作品だからか
    リズムとかちょっとねー、だし。
    当然、ネタも新鮮じゃないし。

    とはいえ、そんな理由をとっぱらっても
    なんか変なクセのある、っつーか
    味があるっつーか
    フシギな作家さん独特な展開がまぶされてた。

    好き嫌い、だけで選ぶと
    鈴木、真保氏が読めそうで、
    他はダメだぁー。
    特に今邑、泡坂、小松氏は今後
    読まないであろうリスト入り…かな。

  • 伊坂さんがセレクトした色んな人が書いた話が集まったミステリーアンソロジー。
    最後の話に至ってはオチがSFでミステリーの域に収まらないような作品で伊坂さんの好みである気がする

  • 260518

  • 先入観かもしれませんが、伊坂さんらしいスタイリッシュな短編が多かったように思います。
    特に「私に向かない職業」は、伊坂さんっぽい!と思います。

    この中では少し異色の「めんどうみてあげるね」は、ミステリーと言うよりはなんかゾ~っとする怖さでした。

    今まで読んだ「謎シリーズ」よりは好みのものが少なくて、伊坂さんとは好みが合わないみたいで残念です。

  • 伊坂幸太郎が選出した8つの短編集。
    「盗まれて」「夜の二乗」はおもしろかったけど、その他はうーん・・。
    ちょっと期待しすぎたかも。

  • 今月の3冊目。今年の64冊目。

    ミステリ短編集、表題のとおり。これはなかなか癖のある作品を集めていると思います。伊坂氏の趣向がこれで分かるんではないでしょうか。ただ、個人的には結構うーんって感じのものが多かったです。「夜の二乗」は結構好きでしたね。まあ、蓋を開けてみればどってことはないような気がするんですけど、設定が、面白かったです。

  •  70年代、80年代、90年代の短編ミステリのアンソロジー。第5弾となる本作は、伊坂幸太郎さんによるセレクション。

     さすが伊坂さんが選んだ短編ミステリだけあって、軽快に読めてしまうものばかり。
    本作には
    ・長い話/陳舜臣
    ・盗まれて/今邑彩
    ・飯鉢山山腹/泡坂妻夫
    ・パスポートの秘密/夏樹静子
    ・私に向かない職業/真保裕一
    ・めんどうみてあげるね/鈴木輝一郎
    ・夜の二乗/連城三紀彦
    ・長い部屋/小松左京
    と、非常にバラエティに富んだ8作が収録されているが、個人的には「パスポートの秘密」「私に向かない職業」「夜の二乗」をおもしろく読んだ。
     短編らしくどれも捻りのきいたミステリとはなかなかいかないけれど、短い中にスパイスがきいていて、まるで短い落語を聞いている気分で楽しめる。

  • 伊坂幸太郎選という理由で購入。

    伊坂さんに近いものを感じたのは「盗まれて」と「私に向かない職業」で、けっこう好みでした。ああいうスマートな話は読後感が爽やかで好きです。「めんどうみてあげるね」は、トリックとかではなく単純にゾッとする話。でも独特の世界観があって嫌いじゃなかったです。「夜の二乗」は文章の構成的に少し読みにくい感じで、トリック自体も難しいものではないので推測しやすい内容ではありましたが、設定や犯人の供述が二転三転するところには引き込まれました。「長い部屋」は本当に反則だなとは思いますが、解説で伊坂さんがおっしゃっている通り、その荒唐無稽なところがいいのかもしれません。他にも素敵な作品ばかりでした。かなり読みごたえありです。

    有名作家がオススメ作家のアンソロジーを作るというのは、本当に面白い企画だなと思います。好きな作家がどういう作品に影響を受けてきたのか、どういう作品が好みなのか、似たところはあるか、そういうことを考えながら読むのは新鮮でした。また本人の解説が最後にあるので、どういうところに着目して、どういう感想を持ったのかが知れるところも楽しかったです。

  • 2012年10月12日読了。伊坂幸太郎選による短編ミステリーのアンソロジー、8本を収録。(伊坂作品は入っていない)最後の2行でドヒャーとひっくり返るようなどんでん返しミステリが畳み掛けられるか、と思いきや、ミステリ的切れ味はイマイチな短編が多い・・・伊坂氏は叙述トリックなどを駆使した引っ掛けミステリよりも、飄々とした文体やどこか非現実的なムードあふれる作品が好みのようだ(ま、彼の作品自体がそうか)。収録作の中では、今邑彩氏の作品のトリック、夏樹静子氏の作品の読み終わってじわじわくる感覚、連城三紀彦氏の幻惑されるような読み味が好み。

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著者プロフィール

1924年-2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『茶事遍路』(読売文学賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)、『中国の歴史』(全15巻)などがある。

「2018年 『方壺園 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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