伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005 (講談社文庫)

制作 : 日本推理作家協会  伊坂 幸太郎 
  • 講談社
3.13
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本棚登録 : 601
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767613

作品紹介・あらすじ

70年代、80年代、90年代の短編ミステリーから、人気作家がベスト・オブ・ベストをセレクトするアンソロジーの第5弾。今回の選者は伊坂幸太郎。"お気に入り"の8作品を選び、収録順も決定。時代を超えて愛される傑作の数々を読み進めれば、ミステリーの新たな世界が見えてくる。巻末には選者による解説も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 伊坂幸太郎さんセレクトということで期待して手に取ったミステリーのアンソロジー。
    期待通りの小気味良い作品ばかりで楽しく読めた。
    印象に残ったのは「めんどうみてあげるね」。
    超高齢社会の最期について考えさせられた。
    幸せに生きて死ぬ、ということと長さは別物。

  • 伊坂幸太郎さんが書いた話でなく、選んだ短編集。
    それなりに面白いけど、語り口調が合わなかった。

  • 伊坂幸太郎が選出した8つの短編集。
    「盗まれて」「夜の二乗」はおもしろかったけど、その他はうーん・・。
    ちょっと期待しすぎたかも。

  • 盗まれて
    夜の二乗
    この二つが面白かった

    伊坂幸太郎は好きだけどアンソロジーは自分に合わない小説が多い

  • 日本推理作家協会編の「謎」シリーズの5作目。今回は伊坂幸太郎さんが選者になって、好みの作品を8作選んだアンソロジー。伊坂さんてこういうミステリーが好みだったんだ‥と、新鮮な驚きもあって楽しめる。70年代〜90年代の作品なので少し古さもあるが、伊坂幸太郎が選んだものに間違いはないだろうと変な確信があって、どの短編も面白かった。今まで読んだことのない作家を知ることができるのも、このアンソロジーの良さだろう。

  • まるで伊坂さんの書いた話を読んでるような錯覚を覚えた。
    さすが伊坂さんが選んだ8選。

  • 伊坂幸太郎さんチョイスによる、70年代~90年代に書かれた著者の異なる8つのミステリー短編集。

    ミステリーでは無い気もしましたが、鈴木輝一郎さんの「めんどうみてあげるね」は割と面白かったです☆あと、真保裕一さんの「私に向かない職業」や連城三紀彦さんの「夜の二乗」、夏樹静子さんの「パスポートの秘密」も短編の割には面白かったと思います。…ただ、やはり僕はミステリー短編集全般が余り好きでは無いようです^^;。

    とは言え、いろいろなミステリー作家さんの作品に触れられるという点は良かったかな☆

  • 8つの作品が描かれている。
    懐かしい顔ぶれの方も、・・・・

    夏樹静子氏の本は、よく読んだけど、今読んでも、この当時の香港を思い出すことが出来る。
    まだ、中国の返還が、なされていない時の話であるが、人の不幸から、事実が明るみに出る所など、今現在でも通用する話である。

    「めんどうみてあげるね」の鈴木輝一郎氏の本は、今まで読んだことなかったのだが、この当時から、親の介護の問題を取り上げていたのかと、・・・
    題名をひらがなだけにこだわったのは、この登場するさやかちゃんからの視点で、見ているからだろう。

    他の小説も面白く読んだのだが、小松左京氏の話は、やはりSFぽっくって、私には、読むのに時間がかかった(笑)

    30年前の小説、この後、30年、この本を読んだ読者は、どう見るのだろうか?と、思いながら、本を閉じた。

  • 最高の短編集や〜
    小松左京先生のはエグすぎ笑

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著者プロフィール

1924年-2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『茶事遍路』(読売文学賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)、『中国の歴史』(全15巻)などがある。

「2018年 『方壺園 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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