- 講談社 (2010年10月15日発売)
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感想 : 64件
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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784062767712
作品紹介・あらすじ
迫力の中編集。異様な姿で死んでいる男が鎌倉の自宅で発見された。白いシーツを体にぐるぐる巻き、ヘルメットとゴム手袋という重装備。この男の近所に住む老女は、戦争をしている宇宙人たちを見たという。これはUFOがからんだ殺人なのか? 表題作「UFO大通り」のほかに、御手洗潔の「遠隔推理」と追いつめられた女の行動の対比が見事な中編「傘を折る女」の計2作を収録。
UFO×変死体=?
天才 御手洗潔の推理は飛躍する!
鎌倉の自宅で、異様な姿で死んでいる男が発見された。白いシーツを体にぐるぐる巻き、ヘルメットとゴム手袋という重装備。同じ頃、御手洗潔は、この男の近所に住むラク婆さんの家の前を、UFOが行き交うことを聞き及ぶ。果たして御手洗の推理はいかに!? 「遠隔推理」が冴える、中編「傘を折る女」も収録。
みんなの感想まとめ
異様な死体の発見から始まるミステリーが展開され、読者を引き込む魅力に満ちています。鎌倉の自宅で見つかった男の奇怪な姿と、UFOの目撃情報が絡む事件は、御手洗潔の鋭い推理によって解決へと導かれます。特に...
感想・レビュー・書評
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圧倒的な謎、名推理の御手洗、完璧な推理小説。言う事なし。
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「UFO大通り」と「傘を折る女」の2編収録されている。
読者への挑戦状は無く、細切れの情報から御手洗の快刀乱麻を断つ名推理で事件解決。
御手洗清のキャラクターは実に面白い。
京極堂シリーズの榎木津礼二郎も好きだが、御手洗の身勝手さも面白い。
気が付けばまた一日で読了してしまった。
個人的には「傘を折る女」の方が好み。 -
中編2本からなら一冊。
いつものとおり、些細なことから御手洗潔が事件の全貌を見抜き、事件を解決していきます。
2本とも事件解決に必要な部分が同じところがあるので、敢えて揃えたのかな?と思われます。 -
銀色に塗られた顔、目張りした部屋、シーツを被り死んだ謎の男、雨の日に傘を折る女、奇妙な事件から鮮やかに真相(トリック自体は言われてみればなんでもない)を掴んでみせるところが安定の島田荘司。はやく結末を知りたいとページをめくる手が止まらない。1981年とか1994年とか回顧する形式である必要はあるのかな。(トリックが現代科学ならすぐバレるからという理由とか?)
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御手洗ものとしては、たいしたことないのかなあ。
しかしやっぱり面白いから、さすがの御手洗もの。
島田荘司という人は、物語をあり得ない方向にぶん投げてしまう。
読み手は、どうするんだよと呆れるわけだが、異世界に飛ばされた謎は、きれいな弧を描き、無事に現実へと戻ってくる。
そんなブーメランの名手なのだ。
その技法に、見事なトリックが組み合わさった時、占星術、斜め屋敷、奇想天動などという傑作が生まれるのだ。
この作品のように、トリックとしては無理を感じるものでは、その技法のみで読者を引き込む力が一層際立ってくる。
本格であり、社会派であり、ロマンチシズム溢れる御手洗ものは特に、このブーメランの技法により、これでもかと心地よく翻弄されるのだ。
まだまだ数十年数百年、永遠に続いてほしいし、読み続けたいと願ってしまうシリーズなのだ。 -
鎌倉の自宅で、異様な姿で死んでいる男が発見された。白いシーツを体にぐるぐる巻き、ヘルメットとゴム手袋という重装備。同じ頃、御手洗潔は、この男の近所に住むラク婆さんの家の前を、UFOが行き交うことを聞き及ぶ。果たして御手洗の推理はいかに!?「遠隔推理」が冴える、中編「傘を折る女」も収録。
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『傘を折る女』がドラマになるという噂(あくまでも噂)があったので久しぶりの島田荘司。
どうドラマにするんだろう?ちょっと楽しみ。
御手洗さんが玉木さんで石岡さんが堂本さんって噂なんですけど。 -
ラク婆さんが見たという宇宙人の戦争と、不可解な装備で死んでいた男との関係とは?「UFO大通り」
雨の降りしきる中、傘を車に牽かせる女。彼女の行動の真意とは?「傘を折る女」
この二つの中編が収録されている。
島田荘司はやっぱりストーリーテラーだ。謎解きうんぬんは別にしても、物語で人を引き込む。と、「傘を折る女」で実感。
肝心の謎解きに関しては…私はどちらかと言えば「傘を折る女」の方が好きかも。
でも表題作には御手洗さんと石岡君の軽快なやりとりという見逃せない点もある。実際結構ひどいことを御手洗は石岡君に吐くんだけど、逆にそれが楽しそうで可愛い。
まあどのみち今の状況を思ったら、もう無性に切なくなったりするんだけどね。石岡君……。
ところで島荘はイラッとくる女を書かせたら天才だな。これも「傘を折る女」でよーくわかる。 -
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鎌倉で男が異様な格好で殺された事件と近所に住む老婆の「UFOが行き交うのを聞いた。」という奇妙な証言が鍵となる『UFO大通り』と、「雨の日に傘を折る女がいた。」というエピソードから論理的にその背後にある真相を暴く『傘を折る女』の二編が収録されていて、どちらも突拍子もない下りから鮮やかに謎を解明していく御手洗潔が凄すぎた。個人的に『UFO大通り』に出てくるべらんめえ口調の刑事のキャラが良かった。
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御手洗シリーズ二本所収した中編集。UFOが目撃された近所で宇宙服と見紛う姿で死んでいた男。雨の中ずぶ濡れになりながら車道で傘を轢かせていた女。引き込まれる発端から斜め上いく解決まで、わくわく止まらず一気読み。ただただ愉快なお話でした。
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御手洗シリーズの中編二作収録。御手洗シリーズによくある突飛な事件から意外な犯人が導かれるというものだが、中編という事もありそこまで大掛かりな事態にはならずに犯人にまで辿りつく。それにしてもどの話を読んでも御手洗の思考は突飛だなぁ。表題作でもある「UFO大通り」の方は犯人もそこに至るまでの過程もさっぱりわからなかった。
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こういう軽い感じの御手洗ものをもっと読みたいな。
傘を折る女は先にドラマで見たんだけど、せっかく玉木ミタライと堂本光一の石岡君がいい感じだと思ったのに、視聴率悪かったからってうちの光一はもう出せませんってなって映画で声の出演すら断られたらしいのよねー。
島田さんの当時のツイッターによると。
光一君はよかったと思ったけど、そんなことされるなら光一くんじゃなくてよかったな。
まあでもジャニーズなんてどうせそんなんなんだから配役するのが悪い。 -
御手洗潔シリーズ。
「UFO大通り」「傘を折る女」の中編2作。
2作とも、御手洗がちょっとした取っ掛かりから事件の大筋を推理出来てしまうのは流石としか言いようがないものであったが、事件状況そのものが普通でないというか、強引に作り出してきたなぁという印象。まぁ、普通でないヘンテコな現象を現実のものとして論理的に説明されるのが、このシリーズの面白いところなのだけれど。
あと、これはわざとなのだろうか、両方とも被害者の死因が同じときた。この2作だけじゃなくて、他の作品でもあったような。御手洗の専門分野と重なるからなのだろうが、島田センセー自身がお得意なのかな。 -
やっぱりミタライものは面白い!サクっと名探偵の頭の回転を見せ付けられます。島田荘司の作品は、普通じゃあり得ないような現象も論理的に説明できて実際起こり得ることなんだと、なるほどと思うことが多い。
著者プロフィール
島田荘司の作品
